- 校友会ニュースレター

Menu
Contents
10月20日に令和7年度第2回校友会役員総会を開催し、校友会支部への追加支援策が決定されました。
詳細は、以下のpdfファイルをご確認ください。
第19回神戸大学ホームカミングデイを10月25日に開催しました。
午前に全学式典、ランチパーティーを挟み、午後は留学生ホームカミングデイを始め、各学部・研究科企画を実施し、オンライン参加の方も含め、卒業生や地域の方、学生、教職員等、延べ2千名程の方に参加いただきました。
出光佐三記念六甲台講堂で実施された全学式典では、今年創部110周年となる神戸大学交響楽団によるオープニングセレモニーに始まり、学長挨拶、校友会会長挨拶、神戸大学卒業生で工学研究科所属の大西鮎美准教授による記念講演、ビジネスコンペを席巻している起業部の活動報告、宝生流能楽部の舞と謡披露、応援団と応援団吹奏楽部による演舞パフォーマンスが行われました。また、「ホームカミングデイin東京」が東京六甲クラブで開催され、関東在住の卒業生の方々が大型スクリーンを通して式典を楽しまれました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月25日、第22回留学生ホームカミングデイを六甲ホールにて開催しました。当日は、修了生のヘリニャン・アンドレイ・マリャンさん(人文学研究科2022年修了)と、在学中の留学生バルジンニャム・ハジドツェツェクさん(経営学部)が司会を務め、日英バイリンガルの司会で進行されました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月31日から11月1日にかけて、ベトナム・ハノイで“One Kobe Family”Global Fair 2025を実施しました。
本イベントはアジア諸国の協定校との関係を強化し、外国人留学生や本学学生の留学先の拡大を図るとともに、海外在住の卒業生(外国人留学生・日本人学生)との関係を強化することで海外における神戸大学同窓会の組織率向上を図ることを目的としたものです。期間中は、藤澤正人学長、玉置久理事・国際連携推進機構長、奥村弘理事・副学長、河合成雄グローバル教育センター長、斉藤善久国際協力研究科准教授/国際連携推進機構アジア・オセアニア部門員のほか、企画部国際連携課、卒業生・基金課、学務部国際交流課職員が参加し、神戸大学卒業生との同窓会イベントの開催や、貿易大学及び日越大学への表敬訪問を行いました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
11月2日から3日にかけて、タイ・バンコクで“One Kobe Family”Global Fair 2025を実施しました。
本イベントはアジア諸国の協定校との関係を強化し、外国人留学生や本学学生の留学先の拡大を図るとともに、海外在住の卒業生(外国人留学生・日本人学生)との関係を強化することで海外における神戸大学同窓会の組織率向上を図ることを目的としたものです。期間中は、藤澤正人学長、玉置久理事・国際連携推進機構長、奥村弘理事・副学長、河合成雄グローバル教育センター長、斉藤善久国際協力研究科准教授/国際連携推進機構アジア・オセアニア部門員のほか、企画部国際連携課、卒業生・基金課、学務部国際交流課職員が参加し、本学卒業生との同窓会イベントの開催や、チュラロンコン大学及びタマサート大学への表敬訪問を行いました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学など京阪神の3国立大学(京都、大阪、神戸)の総長・学長が経済界と討論する10回目の「3大学シンポジウム」(日本経済新聞社、日本経済研究センター主催)が10月21日、大阪市内で開かれました。テーマは「ポスト万博への挑戦~産学で探るウェルビーイング」。神戸大学の藤澤正人学長、京都大学の湊長博総長、大阪大学の熊ノ郷淳総長、阪急阪神ホールディングスの嶋田泰夫代表取締役社長兼グループCEO、障害児や子育て家族層を対象にした商品開発を進めるHalu(ハル、京都市)の松本友理代表取締役が、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)後に産学共創でウェルビーイングをどう探っていけばいいのか、大学や企業の役割や展望について積極的に議論しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学は2019年度から、ステークホルダーの皆様に対して、神戸大学ビジョンの方向性をもとに、短期はもとより、中長期的な戦略を立て、どのようにして社会にとって価値ある大学となろうとしているかを、神戸大学のステークホルダーの皆様にお伝えするために、「統合報告書」を作成し公表しております。
このたび、2025年度版を作成しましたので、是非ともご覧ください。
○詳細は、こちらをご覧ください。
岡山県支部は第15回総会・懇親会を開催し、校友52名が出席しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学体育会自動車部では1980年から毎年JAF公認ラリーを開催しています。 今年も9月に第46回神大ラリーを奥神鍋のコースで開催し、44台のエントリーがありました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
9月17日、神戸製鋼所神戸発電所の見学機会をいただき、学生有志が参加しました。灘区灘浜にある同発電所は、大学構内からも高く聳え立つ煙突や工場の建屋の姿が見て取れるように、六甲台地区キャンパスからほど近い場所にある都市型発電所であると同時に、神戸市のピーク電力需要(約200万kW)を上回る270万kWの出力能力を有しており、市内はもちろん阪神地域の電力自給率向上に寄与しています。一方で、製鉄所を端緒とする発電所であり、CO2を多く排出する石炭火力による発電を行っていることから、脱炭素の取組みが求められている発電所でもあります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学は10月16日(木)、令和7年度学長表彰式を行いました。
学長表彰は、教育研究、事務運営、その他業務上の功績が極めて顕著であると認められる教職員と、外部資金に措置される間接経費の獲得を通じ本学の財務上の貢献が著しい研究者(財務貢献者)に対し、その功績を称えるとともに、今後の一層の活躍を願って学長から行うもので、本年度の被表彰者は5グループと教員1名、財務貢献者は159名でした。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学デジタルバイオ・ライフサイエンスリサーチパーク推進機構統合研究拠点は、10月4日(土)にポートアイランド地区で開催された神戸医療産業都市機構主催の「神戸医療産業都市一般公開」に参画団体として参加しました。神戸大学企画として「未来を変える!神戸大学の『バイオ』と『光』のものづくり」と題した講演会や神戸大学クイズラリーなどを実施しました。
当日はあいにくの天気となりましたが、神戸市内のみならず、市外、そして県外からも約1,000人の方々が参加されました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月10日、神戸大学キャンパスアジア・プラス・プログラムに参加の学生計15名が、事業推進責任者の玉置久理事・国際連携推進機構長を表敬訪問しました。大学院国際協力研究科からプログラム実施委員長の林美香教授、実施副委員長の小川啓一教授、コーディネーターの米沢竜也助教、八木歩特命助教が同席し、以下の学生が参加しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学名誉教授相互の親睦および現役員・部局長との親睦を目的として、毎年恒例、「名誉教授・部局長懇談会」(通称:名誉教授の会)を、10月16日に開催しました。
出光佐三記念六甲台講堂で開かれた懇談会では、名誉教授、役員・部局長の計43名が参加しました。司会より、新たに名誉教授になられた方の紹介、叙勲受章者の紹介が行われた後、藤澤正人 学長より、挨拶および大学の現況について報告が行われました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
9月25~28日に中部国際空港に隣接する愛知県国際展示場(Aichi Ski Expo)で開かれた「ツーリズムEXPOジャパン2025」に神戸大学が出展しました。ツーリズムEXPOジャパンは、観光・旅行に関する日本最大の総合イベントとして2014年に誕生したもので、愛知県で初めて開催された今年は約13万人の業界関係者や一般市民が来場しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月24日に、神戸三宮阪急ビル アンカー神戸にて、カーボンニュートラル推進本部シンポジウムを対面とオンラインを併用した形式で開催しました。会場とオンライン合わせて72名の皆さまに参加いただきました。
基調講演では、総合地球環境学研究所の浅利美鈴氏よりカーボンニュートラル達成に向けた大学の共創について、具体的な事例を交えて説明いただきました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月27日発売のAERA(No.51/2025年11月3日号)内の「選ばれる大学特集(広告)」で、神戸大学の記事が掲載されました。記事の中で、藤澤学長から神戸大学の展望やそれに向けた環境構築や取り組みについて語られています。
○詳細は、こちらをご覧ください。
髙橋赳太郎師範胸像設置式が10月28日、艱貞堂で開催されました。
髙橋赳太郎師範は代々無外流剣術を受け継ぐ姫路藩お抱えの剣術師範家の出であり、自身も明治期には警視庁撃剣世話掛を務めるなどし、同時期に採用された方々と併せて「警視庁の三郎三傑」とも謳われた剣術家です。
晩年には神戸商業大学時代において現在の本学公認課外活動団体剣道部の初代師範を務めていただきました。
髙橋赳太郎師範の胸像は師範が77歳のころ、艱貞堂が新築された際の開館式並びに喜寿祝賀会、記念演武会に際して、凌霜剣友会から贈呈されたものとなります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
産学連携により、臨床教育の質向上と効率化、病院経営改革をDXで加速させる取組みを多数推進
神戸大学とフューチャー株式会社は、臨床教育の質向上と効率化を目的に、医学生向けにAIを活用した医療面接トレーニングアプリ(問診用対話型AI)を開発しました。第一弾として神戸大学において行った有効検証を経て、新たに2025年7月から2026年2月にかけて、全国の医学生を対象に有効検証を拡大します。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学統合研究拠点「バイオものづくり研究棟」が神戸市中央区港島南町のポートアイランド地区に完成し、10月29日に開所式が行われました。関係者約70人が出席し、神戸大学のバイオものづくりの新たな拠点となる施設の船出を盛大に祝いました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
11月5日に農学研究科附属食資源教育研究センター(加西市)で令和7年度収穫祭を開催しました。
収穫祭は、主として農作物の収穫に感謝し、翌年の豊作を祈念する祭りで、一昨年、昨年に引き続いての本格的な開催となりました。
来賓として、高橋晴彦加西市長、菅村哲也兵庫県立農林水産技術総合センター所長らをお招きし、また、神戸大学からは藤澤正人学長をはじめ木戸良明理事、河端俊典理事、濵田輝監事らが出席して、総勢67名が収穫祭に参加しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
10月31日、神戸大学経済経営研究所地域共創研究推進センターおよび社会システムイノベーションセンター主催(株式会社エフアンドエム共催)公開シンポジウム「持続可能な地域経済に向けて ― 経営者保証に依存しない融資慣行の実現」を開催しました。
本シンポジウムでは、経営者保証に過度に依存しない融資慣行の確立に向けて、①既に先進的に取り組んでいる金融機関が、どのような工夫や実践を重ねているのか、②経営者保証に依存しない融資慣行の定着が、中小企業・地域経済にどのようなメリットをもたらしているのか、③この方向性を一層推し進めるために、解決すべき課題は何か、といった観点で理解を深めました。金融機関・専門家・企業が共に考え、行動を重ねることで、地域の中小企業がより健全で力強く成長できる金融環境づくりにつなげていく契機になりました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学大学院国際協力研究科は10月29日、コロンビア大学ティーチャーズカレッジと学術交流協定を締結しました。本協定により、学生・教員の相互交流、共同研究・共同出版、セミナーやシンポジウムの共同開催等を推進します。
米国ニューヨーク市に位置するコロンビア大学は米国で5番目に古い歴史ある大学であり、その創設は1754年にまで遡ります。多様な分野での教育を行う総合研究型大学であり、アイビーリーグの一角として世界的にも極めて高い評価を得ています。とりわけ、ティーチャーズカレッジは米国最古の教育系大学院として知られており、1887年の開校以来、教育学分野を牽引してきました。U.S. News & World Reportが公開するBest Education Schoolsのランキングでも常に上位に位置しており、2023年、2024年には全米1位となっています。
○詳細は、こちらをご覧ください。
国際的に優れた研究を推進し、若手研究者の成果創出を促す全学組織「神戸大学高等学術研究院」の卓越教員シンポジウムを11月11日、本学百年記念館六甲ホールで開催しました。同研究院に所属する卓越教員4人が研究内容を発表し、世界最強といわれるネオジム磁石の発明者で本学卒業生の佐川眞人・特別栄誉教授が基調講演を行いました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学と株式会社学研ホールディングスのグループ会社、株式会社学研ココファンは神戸大学名谷キャンパスの土地活用事業に関する基本協定を締結しました。本事業は、神戸大学が公募を実施し、学研ココファンが優先交渉権を得て、この度の協定締結に至ったものです。両者は本協定に基づき、「大学連携CCRC(Continuing Care Retirement Community)」の拠点開発に向けて連携を進めてまいります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
リツキシマブ投与後の寛解維持期間の延長が可能に
神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児先端医療学(連携大学院)の飯島一誠客員教授(兵庫県立こども病院長)、神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野の野津寛大教授及び国立成育医療研究センター佐古まゆみ部門長らを中心とする小児腎臓病研究グループは、神戸大学医学部附属病院臨床研究推進センターを試験調整事務局として、2015年6月4日より、小児期発症の難治性の頻回再発型あるいはステロイド依存性のネフローゼ症候群を対象とした多施設共同二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験を先進医療Bとして実施しました。この試験成績に基づいて、製造販売業者である中外製薬株式会社が免疫抑制剤「セルセプト® カプセル250、セルセプト®懸濁用散31.8% 」[一般名:ミコフェノール酸モフェチル]において、難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)に対する適応追加の承認を2025年9月19日付で厚生労働省より取得しました。今回、日本で、難治性の頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ投与後の寛解維持療法としての適応を取得したのは、世界で初めてのことです。今後、難治性の頻回再発型/ステロイド依存性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ投与後の再発が抑制され、患者さんのQOLの向上が期待されます。
○詳細は、こちらをご覧ください。
現場で簡便に濃縮完結。従来法より高感度・短時間で生物多様性調査を加速
株式会社AdvanSentinelおよび神戸大学大学院人間発達環境学研究科・源利文教授らは、環境水中の核酸を高速・簡便・電源不要で濃縮できる新手法「QuickConc®」を開発しました。本手法は、カチオン性物質によりシリカ表面と核酸の相互作用を高め、ガラス繊維と懸濁固形物を一括捕集する設計で、高濁度水を含む現場での高感度検出を後押しします。これにより、環境保全・漁業管理・外来種監視・病原体生態の解明といった生物多様性モニタリングの現場実装がより現実的になります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
がんの強力な”ブレーキ役”分子、DA-Rafのメカニズムが明らかに
千葉大学大学院理学研究院の高野和儀助教らの研究グループは、神戸大学バイオシグナル総合研究センターの伊藤俊樹教授、辻田和也准教授と共同で、がんの増殖に深く関わる「Ras-ERK経路」を抑える分子「DA-Raf」が、細胞膜の脂質に結びつくことで、がんの原因となるシグナルを効率よく遮断する仕組みを世界で初めて明らかにしました。この発見は、がん治療薬の新しい開発ターゲットとなるだけでなく、細胞膜で起こるさまざまな生命現象を操作する技術革新にもつながる可能性があります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
音を通じて量子的な相互干渉確率構造を体験可能に
神戸大学大学院工学研究科の相馬聡文准教授は、量子コンピューティングと音楽情報科学、認知科学を融合した研究として、量子ゲーム理論を応用し、音楽演奏を通じて量子的な相互干渉確率構造をもつ意思決定を体験できる世界初のブラウザベース音響システムの開発に成功しました。プレイヤーはインターネットを介して二人一組でセッションに参加し、それぞれが鍵盤を打鍵すると、両者の戦略(協調・対抗)に基づく量子もつれ状態の測定結果に応じて、互いの音の高さが確率的に変化します。これにより、「意思決定の揺らぎ」や「相互干渉」を聴覚的に体験できる新しい音楽表現システムが実現しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
汚染のない作物、土壌浄化へ期待
神戸大学バイオシグナル総合研究センターの乾秀之准教授、大学院農学研究科池田健一准教授の研究グループは、ウリ科植物における汚染物質の蓄積メカニズムを、汚染物質輸送タンパク質の根の細胞外への分泌の違いから明らかにしました。汚染物質輸送タンパク質のアミノ酸配列の違いが、細胞外への分泌を決定している可能性があります。
○詳細は、こちらをご覧ください。
キラル物質における特異な非線形熱電効果を実証
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター動的創発物性研究チームの野本哲也特別研究員、賀川史敬チームディレクター、強相関物質研究グループの吉川明子上級技師、量子コンピュータ研究センター半導体量子情報デバイス理論研究チームの仲澤一輝研究員、神戸大学大学院理学研究科物理学専攻の山口皓史特命助教(理研創発物性科学研究センタースピン物性理論研究チーム客員研究員)の共同研究グループは、キラル物質において電場と温度勾配の共存によって生じる新しいホール効果(電流の向きが曲がる現象)を発見しました。
本研究成果は、熱の流れの制御や廃熱を使った発電などに役立つ新たな熱電効果の開拓に貢献すると期待されます。
○詳細は、こちらをご覧ください。
コガタスズメバチは餌を転換、キイロスズメバチは選択性を保持
神戸大学大学院人間発達環境学研究科の佐賀達矢助教と九州大学理学部生物学科の中田泰地特任助教は、都市化する環境に適応する2種のスズメバチ(コガタスズメバチおよびキイロスズメバチ)の餌選択に与える影響をDNAメタバーコーディング法により詳細に解析し、都市環境下において両種が異なる適応戦略を示すことを明らかにしました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
植物の窒素利用効率の向上と生長促進への応用に期待
植物は土壌中の窒素濃度に応じて根の構造を大きく変化させます。窒素が豊富な環境では「窒素が十分に存在する」と判断し、不要なエネルギー消費を避けるために根の生長を抑制することが知られていましたが、その詳細なメカニズムはこれまで不明でした。
このたび、九州大学大学院理学研究院の楠見健介講師、伊藤和洋大学院生(研究当時)、園田智也大学院生らの研究グループは、神戸大学大学院理学研究科の深城英弘教授、九州工業大学大学院情報工学研究院の花田耕介教授、中部大学応用生物学部の鈴木孝征教授、熊本大学大学院先端科学研究部の檜垣匠教授らの研究グループとの共同研究により、モデル植物のシロイヌナズナを用いて、高窒素環境で根の生長抑制に働くペプチドLOHN1と、LOHN1が関わるこれまで未解明の高窒素情報シグナル伝達のしくみを明らかにしました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
色素性乾皮症の発症基盤解明へ向けて前進
東京大学定量生命科学研究所の松本翔太助教、胡桃坂仁志教授ら、神戸大学バイオシグナル総合研究センターの菅澤薫教授、大阪大学大学院基礎工学研究科の岩井成憲名誉教授、山元淳平准教授の研究グループは、細胞内でゲノムDNA上の紫外線損傷を修復中のUV-DDBタンパク質複合体の立体構造を可視化することに成功しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
糖尿病、ALS、アルツハイマー症などに対峙する革新的治療法開発に光
細胞内におけるタンパク質品質管理の破綻は多くの疾患を引き起こします。東北大学学際科学フロンティア研究所、大学院生命科学研究科(兼務)の奥村正樹准教授(国際卓越研究者 :ディスティングイッシュトアソシエイトプロフェッサー)らの研究グループは、日韓英の17研究グループによる国際共同研究により、小胞体内に局在しカルシウム依存的に相分離するPDIA6が、その区画内での未成熟インスリンの凝集形成を抑える役割を果たしていることを見いだしました。この発見は、これまで一様と考えられてきた小胞体内が区画化されているという概念変革を与えるものです。
神戸大学からは、バイオシグナル総合研究センターの蜷川暁准教授(兼務:大学院農学研究科 資源生命科学専攻 応用動物学講座)および同専攻 大学院生の大下修一郎氏が参画し、PDIA6のインスリン前駆体(プロインスリン)への影響の解析などを通じて、本研究成果に貢献をしました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
駐日キルギス共和国大使夫人 Soltobaeva Djamilya(ソルトバエワ・ジャミーリャ)さん
シルクロードの交易路として栄えてきた中央アジアの国、キルギス共和国。その駐日大使夫人として、日本との交流促進に奔走するソルトバエワ・ジャミーリャさんは、神戸大学に留学した経験を持ちます。大使館のイベント企画や通訳で活躍し、今年開かれた大阪・関西万博でもキルギスの文化を広く紹介しました。外交の現場を支える今、学生時代の経験や学びはどう役立っているのか。2025年10月の神戸大学留学生ホームカミングデイでの講演に合わせ、これまでの歩みや後輩たちに伝えたい思いを聞きました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
革新的な空調技術で環境問題に貢献する実証研究が進んでいます。神戸大学カーボンニュートラル推進本部・先端スマート技術研究開発センター長の長廣剛特命教授を中心とする取り組みです。空港やデパートなど、冷暖房に膨大なエネルギーを要する施設に、AI(人工知能)を活用した「スマート空調技術」を取り入れ、高い省エネ実績を上げています。企業との連携、ベンチャーの設立、社会実装を推進するための実践的教育など、新たな試みを続ける長廣特命教授に、研究の現状や展望を聞きました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
11月3日付で、令和7年秋の叙勲受章者が発表されました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学大学院経営学研究科の栗木契教授の著書『エフェクチュアル・シフト:不確実性に企業家的機会を見いだすマーケティングの探究』が日本マーケティング学会「日本マーケティング本大賞2025」を受賞しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学大学院経営学研究科の服部泰宏教授が、10月3日にベトナムのハノイで開催された、The 5th Vietnam-Japan International Business Conference にて、Best Paper Award を受賞されました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学大学院経営学研究科の内田浩史教授の著書『現代日本の金融システム』が第68回(2025年度)「日経・経済図書文化賞」を受賞しました。
○詳細は、こちらをご覧ください。
〜異分野共創による博士人材・若手研究者の育成〜
今年で7回目となる『シンダイシンポ』を2025年12月6日(土)14時から開催します。
昨年は対面とオンライン合わせて総勢約180名にご参加いただき、毎年卒業生の方にも多くご参加いただいているイベントです♪今年は「神戸大と産・官・民の共創~異分 野共創による博士人材・若手研究者の育成~」をテーマに、元文部科学大臣の盛山正仁氏による講演、パネルディスカッション等を行います。
現在参加申込みを受け付けています。対面とオンラインのハイブリッド開催でお気軽に参加可能ですので、ぜひこの機会にお申込みください。共に神戸大学の未来について考えましょう!
▼申込みはこちら※どなたでも参加可・無料
○詳細は、こちらをご覧ください。
○詳細は、こちらをご覧ください。
神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。
放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。
以下のサイトから、放送当初に遡ってご視聴いただけます。
神戸大学コミュニティネットワーク(KU-Net)」をリニューアルし公開しております。
従来からの、「OB・OG訪問」の機能に加え、「卒業生からのメッセージ」や「在学生の今」の掲載をしております。また、卒業生等が開催するイベントへの参加申し込み機能も追加しました。
詳しくは,神戸大学コミュニティネットワークホームページでお知らせしています。
また、KU-Netの説明動画をYouTubeにアップしておりますので併せてご覧ください。
是非ご登録ください。