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今回は凌霜会の担当です。
インターネットが私たちの生活に入ってから30年、スマートフォン(iPhone)が発表されてからおよそ20年。次に私たちの生活を変える存在—それが「生成AI」です。2022年に一般公開されて以来、急激に進化を続けており、現在では、単なる文章作成にとどまらず、人間が行う知的作業の多くを、人間が行う以上の精度とスピードでこなせるようになってきています。今や、生成AIが人間の仕事を奪うのは現実的な恐怖と言えるでしょう。私たちは生成AIとどのように付き合っていけばいいのでしょうか、今回の講演でそのヒントを見つけていただければと思います。
日 時:4月9日(木) 18:00~19:30 講演会、その後懇親会
演 題:「なるべくやさしく説明する生成AIの現状」
講 師:村尾 元 神戸大学大学院国際文化学研究科教授
場 所:東京六甲クラブ アクセスは以下を参照ください
https://www.rokko-club.jp/access/index.html
申し込み期限:4月2日(木)
参加料: 1.クラブ参加 4,000円/人(講演会、懇親会含む)
https://forms.gle/N2SwFZLgqp4Nm9Gr9
2.ZOOM参加 1,000円/人
https://rokko-mokuyoukai-181.peatix.com
お問い合わせ先:東京六甲クラブ
本講演では、まず生成AIの「中身」から出発します。大規模言語モデル(LLM)がどのように学習され、どのような原理で文章やアイデアを生成しているのか,「考えているように見える」仕組みの正体をできるだけやさしく解説します。そのうえで、Google NotebookLMのような知識整理型AIや、OpenAI CodexやClaude Coworkに代表されるAIエージェントなど、仕事を実行する段階へと進化しつつある最新動向と性能向上の実態を紹介します。
一方で、情報漏洩やハルシネーション(もっともらしい誤情報)といった直接的なリスクに加え、思考の外部化による「深く考える機会の喪失」や学習プロセスの変化といった、より構造的な問題にも目を向けます。生成AIへの依存が個人の知的能力に与える影響、さらには労働市場の再編や経済構造の変化にどう波及するのか(これらについては専門ではないので簡単にですが)を多角的に考察します。
生成AIを単なる便利ツールとしてではなく、社会基盤を変え得る技術として捉え、私たちは何を理解し、どのような力を伸ばすべきか、可能性と限界の両面から、これからの時代に求められる視点を紹介したいと思います。
村尾 元:神戸大学大学院国際文化学研究科教授。博士(工学)。1991年神戸大学工学部計測工学科卒業。1993年神戸大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了。1995年神戸大学大学院自然科学研究科博士課程後期課程満期退学。神戸大学工学部助手、ミュンヘン工科大学客員研究員、厦門理工学院客員教授などを経て、2013年より現職。専門は機械学習、社会システム科学。International Symposium on Scheduling 2002 Best Paper Award(2002年)、第10回 国際会議ICICIC Contribution Award(2015年)、第15回 国際会議ICICIC Outstanding Team Contribution Award(2020年)受賞。兵庫県生成AI利活用検討プロジェクトアドバイザーはじめ、AIに関する産官学連携にも携わる。
東京都千代田区有楽町 1-7-1 有楽町電気ビル南館地下1階
<最寄り駅>JR 「有楽町駅」(日比谷口)、地下鉄「日比谷駅」(A3出口)