2026.02.27 Vol_35

Contents

トピックス

神戸大学クラブ(KUC)藤澤学長新春講演会ご報告

令和8年の新春講演会は1月29日(木)に「楠公会館」において開催しました。参加者は凌霜会、神緑会、KTC、六篠会、くさの会等の卒業生42名でした。

新年にあたり藤澤学長が「つなぐ・挑む・稼ぐ大学~社会と共に価値を生み出す」と題して講演され、神戸大学の特色と強みを持ち、地域と世界に貢献する世界トップレベル研究教育拠点に向けて設立したバイオものづくり拠点等について語られました。

“One Kobe Family” Global Fair 2025をマレーシア・クアラルンプールで実施

1月23日から26日にかけてマレーシア・クアラルンプールで“One Kobe Family”Global Fair 2025を実施しました。
本イベントはアジア諸国の協定校との関係を強化し、外国人留学生や神戸大学学生の留学先の拡大を図るとともに、海外在住の卒業生(外国人留学生・日本人学生)との関係を強化することで海外における神戸大学同窓会の組織率向上を図ることを目的としたものです。期間中は、近藤徳彦学長補佐・国際連携推進機構副機構長、近江戸伸子人間発達環境学研究科教授・国際連携推進機構アジア・オセアニア部門員、高比良響みらい開拓人材育成センター特命助教、余玟欣グローバル教育センター特命助教のほか、企画部国際連携課、卒業生・基金課、学務部国際交流課職員が参加し、神戸大学卒業生との同窓会イベントの開催や日本学生支援機構(JASSO)が主催する日本への留学説明会への参加、マラヤ大学、マラヤ大学予備教育センター日本留学特別コース、マレーシア元留日学生協会、筑波大学マレーシア校、JICAマレーシア事務所、帝京マレーシア日本語学院への訪問・意見交換を行いました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

豊岡市と包括連携協定、14自治体目に

医療系人材育成、地域活性化、観光分野で連携

神戸大学は2月4日、豊岡市と包括的な連携協定を結び、同市役所で締結式と記者会見を開きました。神戸大学の全学的な連携協定は、豊岡市が加わったことで14自治体・地区(兵庫県内13自治体・地区)となりました。

神戸大学と同市はこれまで、文化、医療、人材育成、多文化共生、観光など各分野において継続的に連携してきました。大学院人文学研究科では、2004年に発生した台風23号の被災文化財レスキュー事業に協力したのをはじめ、市民学芸員養成講座を通じた地域人材育成にも取り組みました。また、2019年からは外国人住民に関する調査研究を行い、現在も継続しています。さらに、2022年から2024年にかけては、多文化共生推進会議の議長を本学教員が務めました。大学院保健学研究科は2019年から、医療過疎地域の高校生を対象に将来の豊岡市の医療を担う医療人材育成事業を継続。大学院国際文化学研究科も2024年から、持続可能な観光をテーマにした研修事業などの観光地域づくり人材育成事業に連携を広げています。今回、連携体制をより強化するため包括連携協定締結の運びとなりました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

神戸大学留学生東日本同窓会 第19回交流会を開催

2月11日、第19回「神戸大学留学生東日本同窓会」が都内のレストランにて開催されました。日本で活躍する卒業留学生を中心に、日本人卒業生および大学関係者を含む7カ国から28名が参加し、国際色豊かな交流の場となりました。

当日はフランシスコ・ダ・コンセイサン副会長の進行のもと、和やかな雰囲気の中で会が進められました。はじめに嘉賀宮彩世会長が開会の挨拶を行い、続いて神戸大学グローバル教育センター長・河合成雄教授より挨拶がありました。その後、ビーラッパン・ビーラスレシュクマル前会長による乾杯の発声で同窓会がスタートしました。

参加者は自己紹介や近況報告を通じて交流を深め、南インド料理を囲みながら活発な交流が繰り広げられました。会場では世代や国籍を越えた対話が広がり、神戸大学で培ったつながりの強さを改めて実感する機会となりました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

お知らせ

「神戸医療産業都市におけるイノベーション創出に向けた連携協定」締結

神戸市、神戸医療産業都市推進機構、神戸大学、理化学研究所、三菱商事株式会社、三菱商事都市開発株式会社およびアイパークインスティチュート株式会社は、令和8(2026)年1月20日(火曜日)に「神戸医療産業都市におけるイノベーション創出に向けた連携協定」を締結しました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

第2回KUEB研究交流会を開催

1月13日、神戸大学 統合研究拠点 バイオものづくり研究棟において、第2回KUEB研究交流会を開催しました。(KUEB:Kobe University Engineering Biology Project)

本交流会は、J-PEAKSの重点テーマである「バイオものづくり」における研究力の強化を目的として開催されました。
神戸大学をはじめ、広島大学、大阪大学、理化学研究所などの連携機関から研究者が一堂に会し、最新の研究成果や技術シーズの共有、ならびに今後の研究連携の可能性について意見交換を行いました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

第3回 KUEB Premier Seminar を開催

1月14日、神戸大学 統合研究拠点本館コンベンションホールにおいて、「第3回 KUEB Premier Seminar」を開催しました。

本セミナーは、国内外のトップレベルのEngineering Biology分野の研究者を招聘し、学際的な交流と連携を深化させるとともに、分野横断的な議論を通じて、新たなイノベーション創出や共同研究の機会拡大を図ることを目的として企画したものです。

○詳細は、こちらをご覧ください。

 

神戸大学とかんぽ生命がアカデミアを核とするイノベーション・エコシステムの活性化に向けた連携協定を締結

神戸大学と株式会社かんぽ生命保険は、アカデミアを核としたイノベーション・エコシステム活性化に向けた連携・協力を推進するため、2025年11月30日に協定を締結しました。 

今回の協定は、神戸大学およびかんぽ生命が互いの理念やビジョンに共感し、締結されたものです。「学理と実際の調和」を建学の理念とし、実践的かつ先進的な研究知見を有する神戸大学と、国内有数の生命保険会社・機関投資家であるかんぽ生命、それぞれの強みと知見を掛け合わせることで、共創パートナーシップを築いていきます。具体的には、神戸大学の研究成果を活用したスタートアップへの資金供給に関する検討や、金融教育・人材育成・人材交流などを協働して行うことで、課題解決と価値創造の好循環につなげていきます。 

○詳細は、こちらをご覧ください。

テネシー大学ノックスビル校(アメリカ)から訪問

1月6日から8日にかけて、アメリカ・テネシー大学ノックスビル校からWill Jennings氏(Associate Vice Provost of Global Learning and Impact)、Kate Scott氏(Director of Programs Abroad Office)、Noriko Horiguchi氏(Associate Professor, Director of Japan Center)が神戸大学を訪問しました。今回の来訪は、両校のパートナーシップ強化に加え、国際交流実務に関する知見や問題意識の共有を目的としたものです。

○詳細は、こちらをご覧ください。

域学連携推進会 洲本市で竹林伐採体験会を開催

12月20日、放置竹林問題の認知度向上および地域課題への理解促進を目的として、昨年に引き続き、今年も兵庫県洲本市で竹林伐採体験会を開催しました。今年は、留学生を含む8名の神戸大学生が参加し、地元の方々の協力のもと、竹を活用したカレー作りや竹林整備に取り組みました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

第31回神戸大学国際学生交流シンポジウムを開催

神戸大学大学教育推進機構グローバル教育センターは、12月13日、14日の両日、泉南市の宿泊施設SORARINKUにて、第31回神戸大学国際学生交流シンポジウム(Kobe University International Students’ Symposium)を開催しました。神戸大学国際学生交流シンポジウムは、「KISS」の名称で親しまれている1泊2日、合宿形式のバイリンガル(英語/日本語)シンポジウムです。

○詳細は、こちらをご覧ください。

科学技術イノベーション研究科 設立10周年記念式典を開催

2016年に設置された神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科は、2026年1月31日、ANAクラウンプラザホテル神戸において設立10周年記念式典を開催しました。当日は、藤澤正人学長、白川利朗科学技術イノベーション研究科長をはじめ、大学関係者、来賓、企業関係者など約150名が出席し、研究科の歩みを振り返るとともに、今後のさらなる発展に向けた展望を共有しました。

本研究科は、バイオプロダクション、先端膜工学、先端IT、先端医療・製薬学の4つの理系分野とアントレプレナーシップ分野から構成され、未来社会の成長を支える人材育成と研究開発を推進してきました。各分野の教員は教育のみならず、自らがアントレプレナーとして研究成果の社会実装にも取り組み、実践的なイノベーション教育を展開しています。

○詳細は、こちらをご覧ください。

灘税務署より感謝状を授与

吉村灘税務署長より、経営学研究科の租税教育推進と知識の普及に対して感謝状を授与されました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

「AI-ENGAGE(AIを用いた外交・国際共同研究促進プログラム)」に採択

神戸大学大学院農学研究科の森本英嗣 准教授をリーダーとする研究プロジェクトチームが、ムーンショット型研究開発事業 日米豪印4カ国国際共同研究(AI-ENGAGE:Advancing Innovations for Empowering NextGen AGriculturE)に採択されました。

本研究は、2023年5月のQUAD(日米豪印)4カ国首脳宣言に基づき、4か国の公的資金配分機関が共同で提案を募集・採択する国際プログラムです。AI技術の社会実装を通じて、インド太平洋地域の共通課題を解決し、信頼性の高いAI(Responsible AI)の推進と、同志国間での科学技術協力の深化を目指します。

○詳細は、こちらをご覧ください。

2025年度海外留学フェア(全21回)を開催

神戸大学大学教育推進機構グローバル教育センター海外派遣教育部門では、在学生が海外留学を具体的にイメージし、自分に合った留学の形を見つけられるよう、年間を通して「海外留学フェア」を実施しています。2025年度は、対面・オンライン・ハイブリッド形式を組み合わせ、計21回開催しました。はじめての留学に踏み出そうとする学生から、すでに参加を決めて準備を進めている学生まで、それぞれの段階に応じて情報を得られるよう、説明会、国・地域の留学フェア、奨学金セミナー、留学経験者による報告会など、多様な内容で構成しました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

令和7年度博士学生優秀研究論文賞授賞式を行いました

2月12日に令和7年度博士学生優秀研究論文賞授賞式を本部棟6階大会議室にて行いました。

「博士学生優秀研究論文賞」は、神戸大学において卓越した研究論文を挙げた博士課程後期課程学生に本賞を授与することにより、学生の研究活動の活性化を図ることを目的とし、今年度から開始した表彰制度です。

このたび多数の博士課程後期課程学生の応募者の中から12名の受賞者が決定し、藤澤学長より表彰楯が授与されました。
また、受賞者には併せて副賞が授与されました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

グローバル教育センターがKobe Japanese Program January 2026を開催

神戸大学大学教育推進機構グローバル教育センターは、1月6日から27日の約3週間にわたり、短期日本語研修プログラム、「Kobe Japanese Program January 2026」を開催しました。このプログラムは、オーストラリアとニュージーランドの大学で日本語を学ぶ学生を対象とした、日本語と神戸地域に関する地域研究の授業から成るプログラムで、今年で7回目の開催となりました。

今年は、オーストラリアのシドニー大学、西オーストラリア大学、ニューカッスル大学、ニューサウスウェールズ大学、モナシュ大学の5大学と、ニュージーランドのヴィクトリア大学ウェリントン校から、計20名の留学生が参加しました。彼らは本学自然科学系図書館のコラボレーションルームを教室として、日本語の授業を受けるほか、神戸地域について学ぶ5回の地域研究授業に参加しました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

JSPS 「令和8年度研究拠点形成事業(B. アジア・アフリカ学術基盤形成型)」に採択

独立行政法人日本学術振興会の令和8年度研究拠点形成事業 (B. アジア・アフリカ学術基盤形成型)に、本学を拠点機関とした国際共同研究プロジェクトが2件採択されました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

研究ニュース

1万人が悩む長島型掌蹠角化症の足の臭いの原因菌が明らかに

ニキビ治療に用いられる殺菌薬「過酸化ベンゾイル」の外用が有効

神戸大学大学院医学研究科内科系講座皮膚科学分野の久保亮治教授、慶應義塾大学皮膚科学教室の小野紀子特任助教、伊東可寛専任講師らの研究グループは、日本に約1万人、東アジアに数十万人の患者がいる先天性疾患「長島型掌蹠角化症(ながしまがたしょうせきかくかしょう)」において、患者を悩ませる症状の1つである足の独特な臭気の原因を明らかにし、臭いを改善する方法を見出しました。

長島型掌蹠角化症では、手足の皮膚が赤いこと、角質が分厚くむけやすいこと、手足の汗が多く、特に足に独特の臭気があることが問題となります。しかし、これまで足の臭気を抑えるよい治療法はありませんでした。研究グループは、手足のさまざまな部位から採取した皮膚表面の細菌DNAを詳細に解析し、症状のある皮膚では特定の細菌(ブドウ球菌とコリネバクテリウム)が異常に増殖していることを明らかにしました。さらに、ニキビの治療に用いられる殺菌薬「過酸化ベンゾイル」を外用することで、これらの細菌、特にコリネバクテリウムの菌数が大幅に減少し、足の臭気が著明に改善し、患者さんによってはほぼ臭気が消えることを示しました。以上から、異常増殖したコリネバクテリウムが産生する代謝物が臭気の主な原因であることが示唆されました。掌蹠角化症には10種類以上の病型があり、過酸化ベンゾイルの外用療法は、他の型の掌蹠角化症の足の臭気の改善にも応用可能と期待されます。 

○詳細は、こちらをご覧ください。

水溶液プロセスだけで“可視光応答”を有する光エネルギー変換電極を簡便に作製

神戸大学大学院工学研究科の南本大穂講師、水畑 穣教授、田尻悠人氏(研究当時:博士課程前期課程)、工学部の岡本千馬氏の研究グループは、水溶液中で進行する「液相析出法(LPD法)」を用いて、金ナノ粒子(AuNP)を内包する酸化チタン(TiO2)薄膜光電極の開発に成功しました。

酸化チタンに代表される半導体電極は、太陽電池といった次世代の光エネルギー変換材料として期待されています。太陽光を有効にエネルギーとして利用するためには、使用する材料には太陽光の大部分を占める可視光に対する応答能が求められます。本研究では、酸化チタン成長過程に金イオンを導入することで、酸化チタン薄膜内部に約20ナノメートル(nm)サイズの金ナノ粒子が自己形成・自己内包する構造を有する複合膜を調製しました。その結果、本来紫外域にしか応答しない酸化チタンが、可視光で電気化学反応を示すことを明らかにしました。この可視光応答は、金ナノ粒子の局在表面プラズモン共鳴(LSPR)に由来し、可視領域の波長約550 nmにおける入射光子電流効率値は約3%に到達しました。酸化チタン系光電極において可視光応答を得る試みは広く進められていますが、多くは高温真空成膜、微細加工、強アルカリ条件、助触媒併用など高度な要素を必要とします。一方本研究は、常圧・水溶液・低温という極めてシンプルなプロセスで同等の光応答性能を実現した点に特徴があり、光電変換材料研究における新たな製造指針を示す成果です。

○詳細は、こちらをご覧ください。

大規模データ解析で「非天然反応」を担う酵素を発見

データベース探索が切り拓く次世代バイオ触媒

神戸大学先端バイオ工学研究センターの加藤俊介准教授、蓮沼誠久教授、工藤恒特命助教らと、大阪大学大学院工学研究科の林高史教授らの研究グループは、主成分分析を活用した大規模データ解析手法により、生物が本来行わない「非天然反応」を、分子の立体構造を厳密に制御しながら実行する新規酵素の発見に成功しました。今後、持続可能な化学合成や創薬、機能性材料の開発に資する新しいバイオ触媒探索基盤としての応用が期待されます。

○詳細は、こちらをご覧ください。

森林の下層管理が⼟壌と菌類群集に与える影響を解明

六甲⼭系で明らかになった、⽣態系保全における下層植⽣管理の重要性

神戸大学大学院農学研究科の東若菜准教授らと宮崎大学農学部の徳本雄史准教授の研究グループは、兵庫県六甲山系の二次林での実証研究において、アセビ・ササ類の下層植生の刈り取りと多様な林相をともなう管理が森林再生に果たす役割について、土壌環境および土壌微生物の観点から明らかにしました。下層管理が土壌生態系に及ぼす具体的な影響を、土壌物理化学性と菌類の機能的構成の両側面から総合的に示した点が大きな成果です。下層植生の管理は、森林再生を促進するための重要な手法であり、菌類群集の機能的変化を通じて土壌生態系を改善する可能性があります。

○詳細は、こちらをご覧ください。

世界初、大腸菌によるオルセリン酸由来メロテルペノイド生産に成功

安定供給基盤の確立による創薬研究・医薬原料への展開に期待

神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科博士後期課程の富田一輝氏、神戸大学先端バイオ工学研究センターの蓮沼誠久教授らとポルトガル・ミーニョ大学 Centre of Biological Engineering, University の Lucília Domingues 准教授らの研究グループは、大腸菌を用いて、医薬品の原料となるオルセリン酸由来メロテルペノイドを世界で初めて生合成することに成功しました。

オルセリン酸由来メロテルペノイドは抗癌、抗HIV、抗糖尿病、抗炎症などの多彩な薬理活性を持つ天然化合物(二次代謝産物))であり、これまでは植物(主にツツジ属)からの抽出に依存してきました。しかし、この方法は供給が不安定で、生産効率やコストの面で課題がありました。

本研究では植物由来の遺伝子群を大腸菌に導入することで、大腸菌内でオルセリン酸を作る経路を設計することに初めて成功しました。さらに大腸菌の代謝を合理的に改変しオルセリン酸生産に最適化した大腸菌を構築しました。そのうえでツツジ由来プレニル基転移酵素を機能発現させることで医薬品候補物質グリフォリン酸のバイオ生産に大腸菌で初めて成功しました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

 

大規模環境DNA調査から沿岸魚分布を決める要因を探る

魚類相を形成する複雑な海流の働きが明らかに

近年、人間活動や気候変動による魚類の分布の変化が報告されており、その現状把握や予測には分布に影響する要因を解明することが不可欠です。

東北大学・海洋研究開発機構変動 海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)の長田穣准教授及び千葉県立中央博物館・北海道大学・京都大学・神戸大学・九州大学・島根大学・龍谷大学・鹿児島大学・かずさDNA研究所らからなる共同研究グループは、日本全国528地点に及ぶ大規模な環境DNA調査を実施し、沿岸魚1,220種(現在論文で報告されている種の約44%)を検出しました。さらに、これらの魚類の分布を解析したところ、魚類の輸送・移動の制限・生息環境の提供といった様々な海流の働きが多くの魚類の分布に影響していることが明らかになりました。この成果は、日本の沿岸魚類の生物多様性に関する理解を深めるとともに、将来の沿岸魚類の分布変化の予測に役立つことが期待されます。

神戸大学からは、大学院人間発達環境学研究科 源 利文教授が参加しています。

○詳細は、こちらをご覧ください。

受動喫煙防止のための改正健康増進法と条例の施行で禁煙飲食店がやや増加

筑波大学医学医療系村木功教授、神戸大学大学院医学研究科片岡葵特命助教、大阪医科薬科大学医学部伊藤ゆり教授、国立がん研究センターがん対策研究所片野田耕太 データサイエンス研究部長らの研究グループは、飲食店などを原則屋内禁煙とする法律(改正健康増進法)が2020年4月に全面施行されたことにより、禁煙飲食店の割合がやや増加したことを確認しました。また、東京都と千葉市による条例(受動喫煙防止条例)により、禁煙飲食店の割合がさらに増加していたことが確認されました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

ナノアンテナによる円偏光制御と計測手法の開発

シリコンナノ粒子近傍の円偏光特性を解明

神戸大学大学院工学研究科のモジタバ・カリミ・ハビル研究員、杉本泰准教授、藤井稔教授らの研究グループは、ナノサイズのシリコンからなる光アンテナ近傍に形成される光の円偏光特性を制御するとともに、その円偏光特性を実験的に計測する新しい方法を開発しました。光アンテナにより形成されたナノスケールの光場では、光の強度だけでなく、円偏光の回転方向(ヘリシティ)が局所的に大きく変化し、これにより光と物質の相互作用の状態が大きく変化します。しかし、これまでアンテナ近傍における円偏光の空間分布を制御し、かつ実験的に計測することは極めて困難でした。

本研究では、ナノ構造近傍における光のヘリシティを制御可能な光アンテナ設計と、その円偏光特性を直接評価する計測手法を確立しました。本技術は、円偏光に敏感な光と物質相互作用をナノスケールで理解・制御するための基盤技術となるものであり、創薬分野における鏡像異性体(エナンチオマー)の識別や、円偏光によって誘起される新しい化学反応の開拓などへの応用が期待されます。

○詳細は、こちらをご覧ください。

フィーチャー

化学物質のリスクとは-「人間の問題」として考える

暮らしの中にある化学物質のリスクを、人々はどう捉えているのか。そんな研究テーマに取り組んでいるのが、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の村山留美子准教授(環境保健学)です。
時代とともに変化する意識にも目を向けつつ、リスク認知とコミュニケーションのあり方について幅広い研究を行っています。その内容は、化学物質以外のリスクを理解するうえでも示唆に富んでいます。研究から見えてきた「人間のリスク認知」のありようについて聞きました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

日進月歩の環境DNAがもたらすものは

海や川、池など水中にどんな生物がどれくらい生息しているのかを、1杯の水をくみ浮遊しているDNAを調べるだけで確認できる「環境DNA調査」。生物のDNAが浮遊していることを別の研究中に偶然に発見してから十数年、調査手法も確立し、広く大学や研究機関の研究者にノウハウを伝授、研究は日々深化を続けています。嚆矢を放った神戸大学大学院人間発達環境学研究科の源利文教授に環境DNA研究の歩みと今、社会実装の現状、そして研究が今後どう進んでいくのかを聞きました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

急成長するインド経済 その将来は?

今年中にも日本を抜き、世界第4位の経済大国になるといわれるインド。人口は14億人を超え、世界中にIT(情報技術)人材を輩出していることでも知られます。多くの日系企業も進出しています。その成長の背景には何があるのか。持続的発展に向けた課題があるとすれば何なのか。インド経済の専門家で、神戸大学経済経営研究所副所長の佐藤隆広教授(開発経済学)に、「世界の成長エンジン」といわれるインドの現状と将来について聞きました。

○詳細は、こちらをご覧ください。

イベント等情報

イベント

○詳細は、こちらをご覧ください。

★神戸大学がラジオ関西で情報発信 「神戸大学☆夢ラボ」

神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。

放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。

以下のサイトから、放送当初に遡ってご視聴いただけます。

https://jocr.jp/programsite/yumelabo/

★「KU-Net」からのお知らせ

神戸大学コミュニティネットワーク(KU-Net)」をリニューアルし公開しております。

従来からの、「OB・OG訪問」の機能に加え、「卒業生からのメッセージ」や「在学生の今」の掲載をしております。また、卒業生等が開催するイベントへの参加申し込み機能も追加しました。

詳しくは,神戸大学コミュニティネットワークホームページでお知らせしています。

また、KU-Netの説明動画をYouTubeにアップしておりますので併せてご覧ください。

是非ご登録ください。

神戸大学校友会事務局