2025.12.05 Vol_32

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トピックス

「つながろう!卒業生×新卒交流会」を東京六甲クラブにて開催

首都圏に多くの神戸大学卒業生が在住していることから、卒業生ネットワークのさらなる活性化を目的に、「つながろう!卒業生×新卒交流会」を11月10日、東京六甲クラブにて開催しました。

今回の交流会には、2024年・2025年卒業の新卒者18名と、卒業後約10年以内の先輩卒業生21名、計39名が参加。校友会東京支部(東京六甲クラブ)のご協力のもと、学部・学科の垣根を越えた“ALL KOBE”の集まりとなりました。

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神戸大学クラブ(KUC)11月講演会ご報告

令和7年の神戸大学クラブ(KUC)11月講演会は20日に「楠公会館」において開催しました。凌霜会、六篠会、文窓会、KTC、くさの会の卒業生が17名参加しました。
講演会は神戸大学名誉教授髙橋昌明氏による、「平清盛と福原京」をテーマにした開催でした。
福原遷都は地元にも意外と知られていませんが、1180年に平清盛主導により、京都から摂津国福原(現在の神戸市兵庫区平野)へ都を移した出来事です。
この福原遷都は170日間で京都へ還都されているので非常に低く評価されていましたが、この遷都の背景について講師は検証され、語られました。

青春の舞台をつなぐ。~ステージ購入に向けた挑戦~
2025/9/19掲載分更新

目標達成

9月19日に掲載しましたクラウドファンディング目標金額を達成しました。
ご協力くださったみなさまに心より御礼申し上げます。

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お知らせ

観光リカレント講座キックオフと観光庁によるゲストレクチャーを実施

神戸大学大学院国際文化学研究科(国際人間科学部グローバル文化学科:旧・国際文化学部)では、観光分野で活躍する神戸大学出身者の協力をうけ、観光人材育成に関する二つの取組を進めています。社会人を対象とするリカレント講座「観光地域づくりのための次世代人材育成」および観光庁と連携した在学生のためのゲストレクチャーです。

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環境保全推進センターシンポジウム2025を開催

~未来を変える選択 ― 今日から一歩踏み出そう、一人ひとりの行動が未来を変える~

11月4日・5日の2日間、百年記念館(六甲ホール)にて「神戸大学環境保全推進センターシンポジウム」が開催されました。テーマは 「食品ロスの真実 ~未来を変える選択~」。食品ロスや廃棄物問題といった身近な課題に対し、どのように行動を変えていくべきかを考える場として、学内外から多くの参加者が集まりました。ポスター展示協力も含め、2日間で延べ約170名が参加されました。

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トーマス・ジェファーソン大学(アメリカ)から訪問

11月18日、アメリカのトーマス・ジェファーソン大学からSaid Ibrahim医学部長、Charles Pohl学務部統括部長・ジャパンセンター長、佐藤隆美教授、Wayne Bond Lau教授が、神戸大学の藤澤正人学長を訪問しました。会談では、AIを活用した手術支援をはじめとする医療技術や両国の医学教育、病院経営等について意見交換が行われ、幅広い分野における今後の連携について協議が行われました。

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第47回 日本・米国南東部会 日米合同会議に参加

10月29日、田中順子神戸大学大学院国際文化学研究科教授・国際連携推進機構アメリカ部門長と井上弘貴大学院国際文化学研究科教授・同部門員が、東京で開催された第47回日本・米国南東部会日米合同会議(the 47th Annual Joint Meeting of the Japan-U.S. Southeast & Southeast U.S./Japan Associations)・高等教育セッション(Higher Education Session)に参加しました。

同会議は、米国南東部7州(アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州)の企業、政府や大学関係者からなる代表団と日本側の企業、政府や大学関係者を含む総勢約440名の参加者に及ぶ大規模な会議です。

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「第5回神戸大学中高生データサイエンスコンテスト」 最終選考会を開催

11月8日に、神戸大学六甲台第2キャンパスにて「第5回神戸大学中高生データサイエンスコンテスト」の最終選考会を開催しました。

このコンテストは、神戸大学における高大連携の取り組みの一環で、データサイエンスに興味がある中高生が自分のアイデアや能力を試す機会を提供し、データサイエンスの基礎を学び、データ分析や問題解決スキルを向上させることを目的としています。中高生がデータサイエンスに触れることで、将来のキャリアについても考えるきっかけとなることが期待されます。

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第36回山口誓子学術振興基金公開講演会を開催

10月11日、神戸大学百年記念館「六甲ホール」にて、第36回山口誓子学術振興基金公開講演会を開催し、学外から約70名の方が参加しました。
本講演は、俳人の故山口誓子・波津女ご夫妻から寄贈いただいた基金により、神戸大学が日本の俳句研究の拠点の一つとして運営しているものです。

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愛媛大学教育学部教授・青木亮人先生をお招きし、 「俳句、映画、写真の邂逅 ― 誓子『汽罐車』連作の凄みを探る ―」と題してご講演いただきました。

第4回日印大学等フォーラム及び第3回Japan Academic Dayに参加

11月15日、インド・テランガナ州のインド工科大学ハイデラバード校において「第4回日印大学等フォーラム」が開催され、神戸大学から玉置久理事・国際連携推進機構長、富永圭介分子フォトサイエンス研究センター教授、的場修次世代光散乱イメージング科学研究センター教授が出席しました。
今回のフォーラムでは「科学技術分野における日印の連携強化に資するさらなる頭脳循環の促進」をテーマに、日印双方の大学長等が一堂に会し、両国大学間の連携拡大に向けた懇談や、共通の課題等について議論しました。日本側からは49機関、インド側からは36機関の参加がありました。

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国際海底機構から訪問

11月27日、国際海底機構(International Seabed Authority・ISA)からLeticia Reis de Carvalho事務局長、Melissa Beckles氏(Staff Assistant, Executive Office of the Secretary-General)、Jose Dallo Moros氏(Director, Office of Stewardship, Environment and Resources)、Kioshi Mishiro氏(GIS Officer, Office of Stewardship, Environment and Resources)が神戸大学を訪問しました。

まずCarvalho事務局長は眺望館で行われたV.Schoolサロン「深海底の価値と国際海底機構の役割」に登壇し、「Deep-Sea Resources and Industry: Innovation Guided by Governance」という題目で講演をされました。サロンに参加した教員や学生からの質問にも熱心に回答され、時間いっぱいまで活発な議論が続きました。

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「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施

12月1日、ポートアイランドにある神戸大学統合研究拠点にて「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」伴走チームによるサイトビジットが実施されました。神戸大学の担当サポーターである財満鎭明氏(名城大学 大学院理工学研究科 教授、学長補佐)を筆頭に、地域中核・特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム、文部科学省、日本学術振興会の関係者32名(以下「J-PEAKS関係者」という。)が来学しました。

当サイトビジットは、採択大学の執行部とJ-PEAKS関係者との意見交換、ならびにJ-PEAKS事業の中核となる研究拠点の視察を通じて、事業の進捗状況の確認や課題を把握することを目的として実施されるもので、神戸大学では昨年に引き続き2回目の開催となります。

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研究ニュース

3,000 億粒子の天の川銀河シミュレーションを AI×富岳で実現

星一つ一つを再現する高解像度モデルで銀河進化に迫る

理化学研究所(理研)数理創造研究センター数理基礎部門の平島敬也基礎科学特別研究員、神戸大学大学院理学研究科の斎藤貴之准教授、牧野淳一郎特命教授、筑波大学計算科学研究センターの吉川耕司准教授らの国際共同研究グループは、人工知能(AI)とスーパーコンピュータ「富岳」のシステム全体(約15万ノード)を利用し、星や星間ガスなどを表す3,000億個の粒子を用いて星一つ一つまでを分解した世界最高解像度となる天の川銀河のシミュレーションを実現しました。

本研究成果により、天の川銀河の渦状腕構造(渦巻銀河が持つ、円盤上で中心から外側に向かって渦を巻いて伸びる腕状の構造)や、銀河内の元素の循環、太陽系や生命の材料の起源解明に貢献することが期待されます。

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都会に残る水田畦畔から舗装されたアスファルトの隙間まで都市の多様な生育地環境が植物の進化を促進

神戸大学大学院人間発達環境学研究科の中田泰地氏(研究当時:博士課程後期課程学生、現:九州大学理学部生物学科特任助教)と同研究科の丑丸敦史教授、近江戸伸子教授、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の中濱直之准教授 (兼:兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)の研究グループは、都市の多様な生育地と里山でみられるツユクサを比較し、都市では里山に比べて、草丈が高くなり、茎・葉の数が減り、葉が大きくなる適応進化がみられること、また都市の生育地の種類によって異なる適応がみられることを明らかにしました。

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フィーチャー

野生動物と人間の共存を考える

人間発達環境学研究科 清野未恵子准教授

クマによる人身被害など、野生動物と人間の関係を考えさせられる問題が各地で起きています。農作物への獣害も全国的な課題です。そんな現状をどう理解し、どのような方策を考えていけばよいのだろうか。ニホンザルの生態を中心に研究し、農村地域に入り込んで調査や実践活動を続ける大学院人間発達環境学研究科の清野未恵子准教授に、野生動物と人間の共存のあり方について聞きました。

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ゼニゴケが人類を救う?-食用や創薬の可能性

理学研究科 石崎公庸教授

コケの一種、ゼニゴケを食用や薬・サプリメントの原料として活用する研究が神戸大学で進んでいます。速く大量に栽培できるうえ、栄養面でも優れており、未来の宇宙食としても期待されています。遺伝子を操作する実験が容易という特徴から、さまざまな有用物質の生成に利用できる可能性も高い。研究の中心となっている大学院理学研究科の石崎公庸教授に、ゼニゴケの秘めた力、産業利用の今後について聞きました。

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受賞

近藤昭彦名誉教授と南康博特命教授が令和7年度兵庫県科学賞を受賞

近藤昭彦神戸大学名誉教授と大学院医学研究科の南康博特命教授が令和7年度兵庫県科学賞を受賞し、11月13日に贈呈式が行われました。
兵庫県では、県民文化の高揚、科学技術の向上、スポーツの発展及び明るい地域社会づくりに顕著な貢献をした個人又は団体に対し、文化賞、科学賞、スポーツ賞及び社会賞を贈り表彰しています。

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内田浩史教授が「日本金融学会賞」を受賞

神戸大学大学院経営学研究科内田浩史教授が2025年「日本金融学会賞」を受賞しました。
「日本金融学会賞」は、書籍・論文(選考時の過去10年が対象)等、金融研究に関する特に優れた学術的業績を年に1回表彰する賞です。

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イベント等情報

イベント

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★神戸大学がラジオ関西で情報発信 「神戸大学☆夢ラボ」

神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。

放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。

以下のサイトから、放送当初に遡ってご視聴いただけます。

https://jocr.jp/programsite/yumelabo/

★「KU-Net」からのお知らせ

神戸大学コミュニティネットワーク(KU-Net)」をリニューアルし公開しております。

従来からの、「OB・OG訪問」の機能に加え、「卒業生からのメッセージ」や「在学生の今」の掲載をしております。また、卒業生等が開催するイベントへの参加申し込み機能も追加しました。

詳しくは,神戸大学コミュニティネットワークホームページでお知らせしています。

また、KU-Netの説明動画をYouTubeにアップしておりますので併せてご覧ください。

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神戸大学校友会事務局