- 校友会ニュースレター
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神戸大学に今春開設された「システム情報学部」の設置記念式典・祝賀会が2025年6月27日、神戸大学百年記念館「六甲ホール」と瀧川記念学術交流会館で開かれました。藤澤正人学長、臼井英之システム情報学部長ら関係者、来賓約140人が出席し、新しい学部のスタートに相応しい盛大な式典となりました。
同学部は、AI、データサイエンス、スーパーコンピュータ、システム科学などSystem Informatics(システム情報学)に関する専門的な知識・技術を究めるとともに、それらを俯瞰的に組み合わせて、社会のさまざまな問題解決や新しい価値の創造に貢献できる能力を身に付けた高度情報専門人材を育成することを目的にしています。工学部から情報知能工学科を独立させて発展的に改組した同学部の設置により、神戸大学は今春から同時期に設立された医学部医療創成工学科も含めて、11学部15研究科1研究所になりました。
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神戸大学に今春新設された「医学部医療創成工学科」の設置記念式典・祝賀会が2025年7月1日、神戸大学医学部会館「シスメックスホール」と医学部福利厚生施設4階「神緑会館記念ホール」(神戸市中央区楠町)で開かれました。藤澤正人学長、村上卓道医学部長ら関係者、来賓約230人が出席し、新学科の設置に相応しい盛大な式典となりました。
長寿社会を迎えた日本は、先進的な医療の提供がこれまで以上に求められる半面、医療機器の多くを欧米に依存し、医療機器の不足や、医療費の高騰などの課題が生じています。現状の改善には、医療機器の国内開発とそれを担う高度な専門人材の育成が急務です。
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「神戸大学ウィッフルボールクラブKWC」は、2023年に創設した神戸大学生のみの体育会に所属しない非公認団体です。
ウィッフルボールとは、プラスチックのボールとバットを用いた安全で誰でも変化球が投げれるスポーツ。 「神戸大学ウィッフルボールクラブKWC」は、2025年の全国ウィッフルボール学生大会で優勝を果たし、10月に米国で行われる世界大会に招待されていますが、現状は遠征資金が不足している様子です。
彼らが立ち上げたクラウドファンディングを案内します。神戸大学OBOGの方々を始めONE KOBE FAMILYで応援し、世界大会へ送り出しましょう!!
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6月24日、バイオメディカルメンブレン研究・オープンイノベーション拠点棟ダイセルOIホールにて「神戸大学×JR西日本 学生向けワークショップイベント」が開催されました。
当日は21名の学生が参加し、「環境分野のイノベーションを考えてみよう!」というテーマのもと、JR西日本の社員による同社のイノベーション活動や地球環境保護への取り組みについての紹介が行われた後、グループワークに取り組みました。
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高校生等を対象とした「科学技術みらい開拓人材育成プログラム:Nurturing Future Innovators」が、三菱みらい育成財団の助成事業カテゴリー3「卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム」に採択されました。神戸大学、兵庫県立大学、関西学院大学、甲南大学、神戸薬科大学の5大学が地域の先端的研究機関等と連携して実施します。
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6月25日、神戸大学キャンパスアジア・プラス・プログラムを通して8月からダブルディグリーで韓国の高麗大学校および中国の復旦大学に派遣予定の学生ならびに、8月から1カ月間ラオス国立大学とラオス教育スポーツ省でのインターンを含む短期研修に参加予定の学生ら計10名が、事業推進責任者の玉置久理事・国際連携推進機構長を訪問しました。
大学院国際協力研究科からキャンパスアジア・プラス・プログラム実施委員長の林美香教授、実施副委員長の小川啓一教授、キャンパスアジア室担当の米沢竜也助教、八木歩特命助教、佐々木事務課長が同席しました。
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6月11日、大分県中津市の中津南高等学校にて、神戸大学大学院農学研究科・安部梨杏特命助教が、出前講義を行いました。
「農村における地域づくりや人づくり」というテーマのもと講義を行い、当日は、中津南高等学校の生徒1、2年生約400人が参加しました。
自身の学生時代の体験や現在の研究・実践活動を交えながら、農村地域の課題やそれを支える地域運営の仕組み、研究職という進路について紹介する講義を行いました。その講義を受けて、生徒からは「農村は、そこに住んでいる方々の努力や、自治体やコーディネーターの適切な援助によって、伝統を生かし羽ばたく大きな可能性のある場所であることを知り、地域社会についてもっと知りたいと思った。」「研究職は、理科の実験ばかりでなく、どこをどう改善すればより良いものになるかという目的に向かって調査をするということを知ることができ、将来の視野が広がった。」といった感想が寄せられました。
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神戸大学は、三和ファサード・ラボ株式会社と施設ネーミングライツ(命名権)取得に関する協定書を締結し、7月3日に六甲台第2キャンパス工学部建築学科棟でオープニングセレモニーを開催しました。
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7月7日、令和7年度前之園記念若手優秀論文賞表彰式を本部棟6階大会議室にて行いました。
「前之園記念若手優秀論文賞」は、優秀な若手研究者を育成したいという前之園博士の御遺志に基づき、2011年、神戸大学大学院医学研究科の優秀な研究者への顕彰を目的として敬愛まちづくり財団により設立された前之園賞を、第10回の顕彰を迎えたことを機に対象を全研究科へと発展させ、各研究科において優秀な論文業績をあげ将来神戸大学の研究リーダーとして活躍することが期待される若手研究者への顕彰を行うことを目的としています。
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神戸大学大学教育推進機構教養教育院開講の高度教養科目「複言語共修セミナー:外国語としての日本語」(主担当:村山かなえ異分野共創型教育開発センター特命講師・副担当河津基グローバル教育センター特命講師)において、チュラロンコン大学文学部東洋言語学科ユッパワン・ソーピットヴッティウォン文学部准教授の協力を得て国際共同授業を実施しました。
当該授業科目は、多文化理解を考える手がかりとして、外国語としての日本語を多角的に見つめることにより、受講生が自身の言語学習活動を省察すると同時に、異なる言語や文脈における物事への洞察力を涵養することを目的としています。当該授業は、国内学生と交換留学生を含む留学生が共に学ぶ国際/多文化間共修授業として2023年度より開講しています。
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神戸大学では、卓越した業績を挙げた若手研究者が、将来神戸大学の研究リーダーとして活躍することを期待し、また若手研究者らの活性化を図るため、その研究結果・積み重ねに対して表彰を行う「優秀若手研究者賞」を毎年度実施しており、このたび令和7年度の受賞者が決定しました。
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7月7日にASEAN(東南アジア諸国連合)本部事務局のLee Yoong Yoong コミュニティ局長が国際人間科学部で講演を行いました。Lee局長は大阪・関西万博に設置されたASEANパビリオン(国際機関館)でのイベントにあわせて来日し、日本アセアンセンター(東京)のEi Ei Khin 事業部長らとともに来学されました。
講演に先立って、国際文化学研究科(国際人間科学部グローバル文化学科)を表敬訪問し、貞好康志 副研究科長、井上弘貴 専攻長、橘誠 国際交流委員長、辛島理人 准教授、デイヴィッド・アデバー 講師から歓迎を受けました。日本とASEANの関係、神戸大学と東南アジアの大学との交流について、意見交換がなされました。
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酵素を制する者がバイオものづくりを制す!
神戸大学先端バイオ工学研究センターの秀瀬涼太特命教授、蓮沼誠久教授らの研究グループは、バイオものづくり(生物を活用して物質や製品を生産する技術)の生産性を高める有用酵素発見のための新技術を開発しました。①タンパク質のアミノ酸配列から酵素の性質を見分け、分類できる「MUSASHI(ムサシ)メソッド」の開発、②ラボラトリーオートメーション(ロボットを使って自動化する設備)を取り入れた酵素機能評価システムの構築-を行い、その組み合わせによる実験ワークフローを実現したものです。この新技術を活用し、未知活性を有する酵素や、既知の活性を凌駕する高活性酵素の識別にも成功しました。有用酵素の発見はバイオものづくりの推進に向けた最重要課題の一つであり、本研究の新技術は、バイオ資源の活用を基盤とする循環型経済社会(バイオエコノミー化)実現への貢献が期待できます。
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神戸大学大学院人間発達環境学研究科の後藤聡美助教は、日本で深められてきた「当事者性」という考え方が、人・コミュニティの変容を測る分析枠組みとなることを明らかにしました。
これにより、ESD(持続可能な開発のための教育)や福祉教育・ボランティア学習、開発教育などの現場において、異なる文化・価値観をもつ人たちが棲み分けあるいは同化という形ではなく、葛藤を抱えながらも学び合う場づくりがさらに発展していくことが期待されます。
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銀河進化の計算を6カ月短縮し約2カ月で完了
理化学研究所数理創造研究センター数理基礎部門の平島敬也基礎科学特別研究員、東京大学大学院理学系研究科の藤井通子准教授、森脇可奈助教、東北公益文科大学公益学部公益学科の平居悠講師、神戸大学大学院理学研究科の斎藤貴之准教授、牧野淳一郎特命教授、マックス・プランク天体物理学研究所のウーリッヒ・フィリップ・ステインワンデル博士研究員、フラットアイアン研究所計算天体物理学センターのシャーリー・ホーグループリーダーの国際共同研究グループは、人工知能(AI)の深層学習を用いて超新星爆発の複雑な物理過程を予測するサロゲート・モデルを開発し、これを銀河形成シミュレーションコードに初めて統合しました。
本研究成果は、シミュレーション中にリアルタイムで深層学習の推論を行い、従来実現が難しかった一つ一つの星を直接扱う「星ごと(star-by-star)」の高分解能銀河シミュレーションを加速した最初の例です。今回開発された手法は、われわれの住む天の川銀河の形成と進化における超新星フィードバックの詳細な解析に貢献すると期待されます。
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神戸大学分子フォトサイエンス研究センターの立川貴士教授、隈部佳孝特命助教、および大学院理学研究科の西村拓真大学院生は、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域の藤井幹也教授、原嶋庸介准教授らの研究グループとの共同研究により、太陽光と水からCO2フリー水素を製造できる光触媒の性能を、少数データから予測できる機械学習モデルを開発しました。
本研究では、安全・安価・安定な光触媒材料であるヘマタイトに複数の異種元素をドープした光触媒電極を作製し、水素生成性能の指標である光電流値を、元素の特徴量や実験データに基づいて高精度に予測することに成功しました。さらに、二段階LASSO回帰という新たな手法を開発し、光電流値の予測に寄与する光触媒電極の特徴を抽出することを可能としました。加えて、モデル構築に用いていない元素組成のサンプルに対する予測でも、実測値との誤差が小さいことを確認し、本手法が未知サンプルに対しても高い予測精度を有することを実証しました。
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「ウェルビーイング」という言葉が広く使われるようになりました。身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを示し、「幸福」という日本語に訳されることもあります。ただ、その概念は幅広く、関連する研究分野も多岐にわたります。神戸大学は2022年、研究、教育、地域連携を推進する全学組織・ウェルビーイング推進本部を創設し、学際的な研究活動の拠点として「ウェルビーイング先端研究センター」を設置しました。センターは何を目指し、どのような取り組みを行っているのか。センター長の片桐恵子教授(社会老年学、社会心理学)に、研究の現状や今後の展開について聞きました。
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大学院経済学研究科の佐野晋平教授の著書「教育投資の経済学」が、2024年度の「日経・経済図書文化賞」に選ばれ、社会の耳目を集めました。生成AIの普及、グローバル化、人口減少など、子どもを取り巻く環境が急速に変化を続ける中、教育の在り方や学校環境にも変革が求められる。社会の多様化に対応できる学び直し(リスキリング)や教員の働き方改革など、学校や教員の役割も大きくクローズアップされています。教育経済学、労働経済学を専門にする佐野教授に、「教育」をテーマとする日本の課題、それに対して私たちはどう対応すればいいのかを聞きました。
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大学の研究・学知は、果たして人の幸福に役に立ってきたのか。大学院保健学研究科の石田達郎教授は神戸大学に創設されたウェルビーイング推進本部の副本部長を2年余り務める中で、自問自答を繰り返してきました。医師の一人として研究、患者を診断・治療する中で、患者のウェルビーイングについても思いを巡らせました。また、兵庫県内の自治体と連携した社会貢献の一環として、地域医療へのボランティア活動も展開しています。2025年3月まで医学部附属地域医療活性化センター長も兼務していた石田教授に、神戸大学におけるウェルビーイング推進の現状と展望、研究・医療の現場における考え方について聞きました。
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睡眠の問題に悩む人は多い。個人の健康や生活だけでなく、社会全体の動きとも深く関係しているテーマです。その睡眠を心理学の分野から研究し、地域や学校での知識普及にも取り組んでいるのが、大学院人間発達環境学研究科の古谷真樹准教授です。人間のウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)と睡眠の関係、正しい知識を普及するための「睡眠教育」の現状などについて聞きました。
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神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。
放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。
以下のサイトから、放送当初に遡ってご視聴いただけます。
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