神戸大学附属特別支援学校がヴィッセル神戸を招いてサッカー教室を実施しました

 附属特別支援学校(明石市大久保町)が、ヴィッセル神戸スクール部のコーチを招き、同校の中学部・高等部の生徒を対象に、5月12日(月)にサッカー教室を実施しました。生徒たちがサッカーを通じて様々な経験を積み、スポーツに親しむことを目的に行われました。同校でも初めての取り組みとなり、事前にコーチに来校していただき、生徒たちの実態に即した内容になるよう打ち合わせを丁寧に行いました。

 当日は、株式会社モルテンのチャイルドコーチングアドバイザーも来校し、プラスチック製の新球を使って取り組みを進めました。生徒たちは期待感を膨らませている反面、初めは緊張している様子でしたが、ヴィッセル神戸スクールコーチ2名から、「みんなでサッカーを楽しみましょう」との一声で気持ちもほぐれていきました。

4チームに分かれてウォーミングアップ後、シュート練習をしました。見本となるコーチの鋭いシュートを間近に見て驚嘆する生徒も多かったです。ただボールを蹴るのではなく、軸足の先を蹴る方向に向けながらボールの横にしっかり踏み込み、利き足を勢いよく振り抜くことでスピードがあるボールを蹴れることを教わりました。コツを教わり、それを早速実践する生徒もいました。最後にミニゲームをし、実際のサッカールールで行ったり、キーパーを置かずにカラーコーンをゴール前に2本設置して行ったりしました。応援も含めてどの試合も盛り上がり、よき経験となりました。

神戸大学校友会事務局