2025.05.16 Vol_23

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トピックス

2025年度 神戸大学人の集い (神戸・東京)

神戸大学では、神戸大学の現状等についてお知らせするとともに、卒業生同士の交流やネットワークづくり、さらには卒業生の皆様と本学役員等との交流を目的として、毎年「神戸大学人の集い」を開催しております。

世代や分野を越えて、卒業生の皆様が広く集う場ですので、ぜひご参加ください。

◆神戸会場◆

【日時】2025年7月12日 (土) 17:00~19:30(受付開始16:30)

【場所】ホテルオークラ神戸

◆東京会場◆ 

【日時】2025年7月25日 (金) 18:30~21:00(受付開始18:00)

【場所】ステーションコンファレンス東京

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みなと銀行と包括連携協定締結 /包括連携企業は20社目に

神戸大学は4月28日、みなと銀行と包括的な連携協定を結び、神戸大学産官学連携本部ダイセルOIホールで締結式と記者会見を開きました。神戸大学の包括連携企業は、みなと銀行が加わったことで20社になりました。

兵庫県内に広域、高密度のネットワークを持つみなと銀行と神戸大学が相互に協力し、円滑かつ効率的な産学連携を推進することで、地域における産業の高度化と新事業の創出を促進し、地域産業の活性化や地域課題の解決を目指します。

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署名した協定書を示す藤澤正人学長(右)と持丸秀樹社長(左)

お知らせ

日本学術振興会学術システム研究センターより、神戸大学教授に感謝状が贈呈

神戸大学大学院医学研究科の森康子教授、大学院理学研究科の荒川政彦教授の2名が2025年3月末に、日本学術振興会学術システム研究センター専門研究員としての任期満了を迎え、これまでの貢献に対して同センターから感謝状が贈られました。藤澤正人学長が4月21日、森教授に感謝状を手渡しました。

日本学術振興会は、科学研究費助成事業や特別研究員事業、学術国際交流事業などを展開しています。同センターは、科研費などの制度設計、審査委員候補者の選考、各種審査会の適切な運営を行い、第一線で活躍する全国の国公私立大学の教授が研究員として関わっています。

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ヤゲウォ大学(ポーランド)から訪問

4月21日、ポーランドのヤゲウォ大学からIzabela Zawiska国際部長が、玉置久理事・国際連携推進機構長を訪問しました。
懇談には、ヤゲウォ大学からPaweł Dybała助教及びSabina Hałucha副学長補佐が、神戸大学からは喜多隆理事・SDGs推進室長、水畑穣大学院工学研究科教授・国際連携推進機構ヨーロッパ・アフリカ部門長、花田エバ国際連携推進機構准教授、辛島理人大学院国際文化学研究科准教授、衣笠太朗大学院国際文化学研究科講師が同席しました。

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神戸大学起業部の北野まどかさん(経営学部4年)が石破総理との車座対話に参加

4月13日、神戸大学起業部に所属する北野まどかさん(経営学部4年)が、石破茂内閣総理大臣との車座対話に参加しました。本対話は、神戸市男女共同参画センター「あすてっぷKOBE」にて実施され、若者や女性の起業、新しい働き方、そして多様な人材の活躍推進に取り組む方々が石破総理と意見交換を行いました。

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令和6年度中小企業産業技術・環境・産業標準政策推進事業費補助金(地域大学のインキュベーション・産学融合拠点の整備)事業に採択

神戸大学は経済産業省が支援する令和6年度第1次補正予算「地域大学のインキュベーション・産学融合拠点の整備」に申請し、令和7年4月23日に採択されました。

神戸大学の申請事業は世界初の光オン・デマンド合成法によるバイオ由来化学品を開発・製造する光ものづくりを発展させる施設を神戸市中央区港島南町の神戸大学統合研究拠点内に整備するものであり、スタートアップ創出に向けたインキュベーション施設、医薬品や医療材料等の有用化学品の開発・製造およびエコ生産プロセスの開発まで対応する共同研究施設、オープンイノベーション推進施設の各機能を包括的に有し、兵庫・神戸地域を代表する産官学金融合中核拠点を整備します。

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武漢理工大学(中国)から訪問

4月18日、中国・武漢理工大学の楊宗凱学長が、玉置久理事・国際連携推進機構長を訪問しました。
懇談には、武漢理工大学から張聯盟教授、韓建軍教授、李暁彬教授、呉超群教授、沈強教授、涂溶教授、趙晋平教授及び項凡准教授が、神戸大学からは中澤港大学院保健学研究科教授・国際連携推進機構アジア・オセアニア部門長、胡云芳大学院経済学研究科教授・神戸大学北京拠点長が同席しました。

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日本ポーランド共同シンポジウムを開催

4月23~25日に、日本ポーランド共同シンポジウム「協力のハーモニー」を、神戸大学のダイセルOIホールで開催しました。大阪・関西万博ポーランドパビリオンの科学週間にあわせてトルン市から来学した、ニコラウス・コペルニクス大学(NCU)の教員をはじめ約20名が、クラコフにポーランド拠点を持つ神戸大学国際文化学研究科と合同で実施したものです。

神戸大学からは、共同主催者の辛島理人・大学院国際文化学研究科准教授のほか、河合成雄・グローバル教育センター長、木下昌彦・大学院法学研究科教授、花田エバ・国際連携推進機構准教授らが参加し、日本研究、学術交流、公民連携などをテーマに報告を行ったNCUの研究者やトルン市の行政官・NPO職員らと議論を楽しみました。会場には、ポーランドパビリオンでインターンをしているNCU学生や、トルン研修を終えたばかりの神戸大生、これからポーランドで学ぶ若者など、次世代の日ポ交流を担う人々もつめかけました。

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北京大学(中国)から訪問

4月24日、中国・北京大学新キャンパス管理委員会事務室の周鋒副室長ら御一行が神戸大学を訪問し、神戸大学事務職員とキャンパスの管理・運営等に関する意見交換会を行いました。
意見交換会では、冒頭に周副室長から大学の概要をご説明いただいた後、神戸大学学務部学生支援課及び国際交流課から学生寮について、研究推進部研究推進課から招へい外国人研究者等を対象とした宿泊施設について、施設部設備課から神戸大学での省エネ等の取り組みについて紹介を行い、双方のキャンパスの管理・運営等について理解を深めました。

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ニコラウス・コペルニクス大学(ポーランド)から訪問

4月24日、ポーランドのニコラウス・コペルニクス大学からMagdalena Barwiołek副学長(国際連携担当)とAdam Kola副学長(研究担当)が玉置久理事・国際連携推進機構長を訪問しました。
懇談には、神戸大学から水畑穣大学院工学研究科教授・国際連携推進機構ヨーロッパ・アフリカ部門長、花田エバ国際連携推進機構准教授、辛島理人大学院国際文化学研究科准教授が同席しました。

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養父市大林賢一市長へ「農業特区・養父市における持続可能な農業・農村のための価値創造に関する研究」の最終報告

神戸大学大学院経済学研究科・社会システムイノベーションセンターの衣笠智子教授は、衛藤彬史研究員(兵庫県立人と自然の博物館)、安田公治講師(青森公立大学)とともに、2025年3月24日に、養父市・大林賢一市長へ特区の規制緩和の効果と養父市の農業発展についての調査報告を行いました。養父市は、国家戦略特区として、規制緩和等を通じた中山間地域農業のモデルづくりに取り組んできており、特区指定から10年以上が経ち、取り組みは農地法をはじめとする国政にも影響を与え、市内にとどまらない影響を及ぼしてきたと考えられます。こうした取り組みがもたらす波及効果について、学術的観点からもその影響を定量的かつ客観的に示すと同時に、さらなる躍進に向けて、新たな規制改革案や社会実験、社会イノベーション等を通じた農業・農村分野における価値創造に向けた挑戦が求められます。

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国連世界観光機関EXPOボランティア@カルティエ&国連館

神戸大学国際人間科学部と大学院国際文化学研究科においてツーリズムに関する講義に参加する19名の学生が、大阪・関西万博で国連世界観光機関(UN Tourism)が開催したシンポジウムにボランティアスタッフとして参加しましました。UN Tourismが4月28日にカルティエ・ウィメンズ・パビリオンで行った「女性の起業家精神と観光イノベーション・フォーラム」、29日に国連パビリオンで開いた「グローバル観光投資フォーラム:未来に向けた文化の共創」、2つのシンポジウムに神戸大学が運営協力したことによるものです。

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第19回神戸大学外国人留学生のための合同企業説明会「グローバルジョブフェア」を開催

第19回神戸大学外国人留学生のための合同企業説明会「グローバルジョブフェア」(グローバル教育センター/キャリアセンター主催)が4月23日(水)、神戸大学百年記念館(神大会館)で行われました。本フェアには、15社の企業と留学生就職支援関連の学外2機関が参加しました。留学生は206名の申込より、当日は30ヶ国・地域から約150名が来場しました。

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研究ニュース

飲食店の禁煙化に部分規制を伴う法改正では不十分な実態を明らかに

部分規制による限界と法律の再整備の必要性を示す

神戸大学大学院医学研究科の片岡葵特命助教と、筑波大学医学医療系の村木功教授、地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターの中村正和センター長、大阪医科薬科大学医療統計学研究室の伊藤ゆり特務教授の研究グループは、改正健康増進法および東京都受動喫煙防止条例(以下、法律・条例)の施行前後における飲食店の全面禁煙化の実態を明らかにしました。日本で現在施行されている法律・条例では飲食店は全面禁煙化とはならず、いくつかの条件のもと喫煙が継続できるようになっています。本研究は、このような部分規制を伴う日本の法律・条例下で、法律・条例による規制を受ける飲食店と受けない飲食店の双方に焦点を当てて法律・条例の施行が飲食店の禁煙化に与えるインパクトを評価した国内で初めての研究です。

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隕石の衝撃変成度2分性の成因を解明

炭素質小惑星上での天体衝突は有機物の爆発を引き起こす

神戸大学大学院人間発達環境学研究科の黒澤耕介准教授 (兼千葉工業大学惑星探査研究センター 客員研究員)、Imperial College LondonのGareth S. Collins教授、千葉工業大学惑星探査研究センターの石橋高上席研究員らの国際研究グループは、過去の天体衝突の証拠を含んだ炭素質隕石が少ない理由を解明しました。炭素質小惑星の上で天体衝突が起こると、衝突点から近い位置では有機物が爆発し、天体衝突時の衝撃の証拠を宇宙空間へ吹き飛ばしてしまうことがわかりました。一方で最大の炭素質小惑星であり重力も大きいセレス(Ceres)上には過去の天体衝突の痕跡が蓄積されると予想されます。30年来の宇宙物質科学の謎を解くだけでなく、今後のサンプルリターン計画に指針を与える結果です。

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隕石母天体上での天体衝突の模式図

左が炭素質隕石母天体、右が普通隕石母天体。炭素質隕石母天体上では有機物の爆発で生じた高温のCO、 CO2ガスが強い衝撃を受けた物質を宇宙空間に向けて吹き飛ばす。普通隕石母天体ではそのような物質がクレータ底に残留する。

タバコにより進行する動脈硬化が腹部大動脈瘤形成を促すメカニズムを明らかに

神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の江本拓央医学研究員、平田健一名誉教授、心臓血管外科岡田健次教授、大学院科学技術イノベーション研究科先端医療学分野の山下智也教授らの研究グループは、McMaster UniversityのDanya Thayaparan研究員、Martin Stampfli教授、University of Toronto, UHN’s Peter Munk Cardiac CentreのAniqa Khan研究員、Clinton Robbins教授との共同研究により、腹部大動脈瘤の新たな形成メカニズムを解明しました。

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乳酸菌のゲノムを精密に編集する手法を確立

高機能ヨーグルトの作成も可能に

神戸大学先端バイオ工学研究センターの西田敬二教授、光延仁志特命准教授、喜多雄大大学院生(研究当時)らの研究グループと株式会社バイオパレットは、乳酸菌のゲノムを切らずに確実かつ精密に編集する手法を確立しました。これにより乳酸菌の高度で合理的な改変が可能になり、ヨーグルトなどプロバイオティクス製品の高機能化などへの応用が期待されます。

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塩基編集による標的遺伝子への一塩基変異導入 

深海の謎を解き明かす革新的な手法の開発

深海頭足類の多様性評価に新たな扉

神戸大学大学院人間発達環境学研究科の邬倩倩(う せいせい)学術研究員と源利文教授を中心に、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、千葉県立中央博物館、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所、大阪市立自然史博物館、一般財団法人沖縄美ら島財団の共同研究グループは、頭足類(主にイカやタコの仲間からなる生物群)のDNAを深海の水から検出する革新的な手法を開発しました。

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細胞が動く“仕組み”を可視化 がん転移や免疫の理解に前進

光遺伝学とクライオ電⼦線トモグラフィーの融合によるナノスケール構造動態解析技術を確⽴

東京科学大学(Science Tokyo)大学院医歯学総合研究科 細胞生物学分野の中田隆夫教授らの研究グループは、三重大学大学院医学系研究科 組織学・細胞生物学分野の稲葉弘哲講師、神戸大学大学院医学研究科の仁田亮教授および今崎剛助教(学内講師)らとの共同研究により、光遺伝学ツールを用いて葉状仮足の形成を制御し、さらにクライオ電子線トモグラフィーによって、その構造を天然に近い状態で詳細に観察することに成功しました。

特に、アクチン細胞骨格細胞膜との相互作用や、形成途上にある新たな構造「mini filopodia」の発見など、細胞運動のメカニズム解明に重要な知見が得られました。

本成果は、神経軸索の誘導、免疫応答、がん転移といったさまざまな生命現象の理解に寄与するだけでなく、細胞内のダイナミックな変化に関する超微細構造の解析を通じた創薬研究にも、新たな道を開くことが期待されます。

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SARS-CoV-2のゲノム合成に対するRNA損傷の影響を解明

酸化ストレスはウイルス複製の障害か、それとも変異の原動力か?

千葉大学大学院理学研究院の佐々彰准教授と同大融合理工学府博士後期課程2年の赤川真崇氏は、神戸大学バイオシグナル総合研究センターの菅澤薫教授との共同研究で、活性酸素種(ROS)によるRNAの損傷が、新型コロナウイルス(以下、SARS-CoV-2)のゲノムRNAの複製反応を妨げ、突然変異を引き起こすメカニズムを世界で初めて解明しました。

本研究により、酸化ストレスはSARS-CoV-2のゲノムRNA複製を妨げる障害要因であると同時に、変異を促進する要因にもなり得ることが示唆されました。本研究は、RNAの酸化がSARS-CoV-2のゲノム変異を引き起こすメカニズムを明確に示した初めての報告であり、RNAウイルスの変異予測や新たな抗ウイルス治療法の開発に貢献することが期待されます。

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海藻も色で外敵から身をまもっている?

構造色によるカモフラージュや警告色

神戸大学内海域環境教育研究センターの川井浩史特命教授と、北海道大学室蘭臨海実験所の本村泰三名誉教授は、紅藻の一種「カギケノリ」の藻体の先端部(成長部分)が青い構造色を示すことを発見し、その原因が腺細胞内の微細構造によるものであることを明らかにしました。

カギケノリの腺細胞内に見られる光屈折小体と呼ばれる小胞には、ブロモフォルムなどの有機ハロゲン化合物が含まれており、牛などの反芻動物のゲップに含まれるメタンの生成を抑制する能力を持つことから、近年注目を集めています。今回の研究では、光屈折小体に含まれる微小な顆粒が均質に配置されることで構造色が生じていることが明らかになりました。また、光屈折小体が壊れると、きわめて短時間で腺細胞だけでなく周辺の組織も破壊することから、これらの化合物は有害物質として藻食動物に対する摂食忌避の機能をもっており、鮮やかな構造色と摂食忌避物質を組み合わせることで、警告色として成長に重要な先端部分を外敵からまもる役割を果たしている可能性が考えられます。

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紅藻カギケノリの先端付近の青い構造色と全体の白っぽい外観(左)、構造色をもたらす腺細胞の光屈折小体(中)、および褐藻(シワヤハズ)や紅藻(カギケノリ)の白っぽい外観(右)。 

インタビュー

遠回りが近道だった-研究者から小説家へ-

作家 伊与原新さん

「一番の近道は遠回りだった」。神戸大学入学式の記念講演で、大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の名言を引き、新入生に語りかけた。今年1月、『藍を継ぐ海』で第172回直木賞を受賞した伊与原新さん。神戸大学理学部を卒業し、研究者の道を歩んでいましたが、40代を目前に作家に転じました。その歩みは、まさに「遠回り」に見えます。研究生活の挫折、しばらく売れなかった小説、それでも書き続けた日々。科学の視点と人間の営みが絡み合う独自の作風で多くの読者を引きつける伊与原さんに、大学時代の思い出や自身の道のり、作品に込める思いなどを聞きました。

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世界とつながった神戸空港 地域の未来は?

関西エアポート社長 山谷佳之さん

神戸の空の玄関口・神戸空港に4月18日、国際チャーター便が就航しました。2030年ごろには国際定期便も就航予定で、世界との交流の扉が大きく開かれつつあります。そのかじ取りを担う一人が、神戸大学卒業生で関西エアポート社長の山谷佳之さんです。同社は関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港を一体的に運営。山谷さんは社長に就任して10年目になります。大阪・関西万博も始まった今、グローバルな視点からこの地域の将来像をどう考えているのか。大学時代から今に至る歩みとともに、神戸、関西への提言を聞きました。

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フューチャー

開港以来継がれた都市の気風

計算社会科学研究センター・経済経営研究所 小代薫特命講師

国際港湾都市・神戸は、明治時代の開港から150年以上の街の歴史を重ねます。海岸沿いに広がるかつての外国人居留地は返還当時、東洋一美しい街と讃えられたといいます。大阪・関西万博が開催される2025年春には、神戸空港から国際チャーター便の就航が相次ぎ、世界とのつながりがさらに広がり深まります。近代建築の歴史、近代都市史を専門とし、神戸を研究フィールドに街歩きイベントを重ねる計算社会科学研究センター・経済経営研究所の小代薫特命講師に、神戸の街の成り立ち、点在する建築物の歴史、神戸のこれからについて聞きました。

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受賞

神戸大学が参画するLHC実験が基礎物理学ブレークスルー賞を受賞

米グーグルの創業者らが出資するブレークスルー財団が主催する自然科学の国際的な学術賞「ブレークスルー賞」が4月5日(日本時間4月6日)に発表され、基礎物理学部門で、欧州合同原子核研究機関(CERN)にあるハドロン衝突型加速器(LHC)で行われている四つの国際共同実験(コラボレーション)が受賞しました(ブレークスルー財団のプレスリリース)。国際共同実験の一つATLAS実験には神戸大学の研究者もこれまで多数参加しています。

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令和7年春の叙勲受章者を発表

4月29日付で、令和7年春の叙勲受章者が発表されました。神戸大学の受章者は、以下の方々です。

【瑞宝重光章】

春日 雅人(神戸大学名誉教授:医学研究科)

【瑞宝中綬章】

武田 廣(元神戸大学長、神戸大学名誉教授:理学研究科)

三好 旦六(神戸大学名誉教授:工学研究科)

小西 康生(神戸大学名誉教授:経済経営研究所)

奥林 康司(神戸大学名誉教授:経営学研究科)

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イベント等情報

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★神戸大学がラジオ関西で情報発信 「神戸大学☆夢ラボ」

神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。

放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。

以下のサイトから、放送当初に遡ってご視聴いただけます。

https://jocr.jp/programsite/yumelabo/

★「KU-Net」からのお知らせ

「神戸大学コミュニティネットワーク(KU-Net)」をリニューアルし公開しております。

従来からの、「OB・OG訪問」の機能に加え、「卒業生からのメッセージ」や「在学生の今」の掲載をしております。また、卒業生等が開催するイベントへの参加申し込み機能も追加しました。

詳しくは,神戸大学コミュニティネットワークホームページでお知らせしています。

また、KU-Netの説明動画をYouTubeにアップしておりますので併せてご覧ください。

是非ご登録ください。

神戸大学校友会事務局