校友会について

 神戸大学は、明治３５（１９０２）年設置の神戸高等商業学校を起点として、令和４(２０２２)年、創立１２０周年を迎えました。 国際港都にキャンパスを構え、開放的で国際性に富む文化的・歴史的背景を持ち「学理と実際の調和」という理念を継承し、普遍的価値を有する「知」を 創造するとともに、人間性豊かな指導的人材を養成することを使命としてきました。
 本学の発展が、卒業生・修了生の各位、企業・団体の皆様、国際社会や各界、地域など多方面にわたる実に多くの皆様からの永きにわたる温かく 力強いご支援の上にあることは申すまでもありません。
 その中で、卒業生・修了生に関しては新制神戸大学の発足３０年目にあたる昭和５４（１９７９）年に、各学部等同窓会と相互に補完し、柔軟な 運営を目指す連合体であることを基本理念として、「神戸大学学友会」が発足いたしました。

 神戸大学創立１２０周年を迎えた令和４（２０２２）年を機に、これまで学友会が学部等同窓会を通じて交流を進めてきた卒業生に加え、 未だネットワークされていない卒業生（含留学生）をはじめ、在学生（含院生・留学生）、大学の教職員（含退職教職員）、さらには学生のご家族の方を含めた、 神戸大学にゆかりのある関係者（Family）からなる全学的な組織「神戸大学校友会」を立ち上げ、一体となって交流し結束を強め、神戸大学の 研究・教育・国際交流・社会貢献活動を「One Kobe Family」として支援し、大学の発展とプレゼンス並びに ブランド価値の向上を図ることといたしました。

 また、各学部等同窓会への支援を継続・強化するとともに、卒業生の新たな発掘と国内外の会員相互の交流と研鑽を図り、世代や地域を越えたコミュニティ の発展を目指します。
 これらを通じて、校友会会員一人一人が神戸大学を誇りに思い、かつ、皆で神戸大学を応援していくという活気のある風土を築いていきます。