神戸大学校友会デトロイト支部からのご報告

日時:2026年4月8日(水)
場所:Mitchell’s Seafood Restaurant, Livonia, Michigan

2021年11月から4年半駐在された弘中研氏が東京に転勤されるため、送別会を兼ねて、夕食会を開きました。
弘中氏は石油化学製品を扱ってこられ、当地会員のHamed Torjani氏がイラン出身であることなどから、当日発表された二週間の停戦を迎えるイラン戦争の影響と石油について、多くの意見が交わされました。話題の一部は以下の通りです。

1.日本では周知されていないかも知れないが、8か月分あると言われる日本の石油備蓄は、燃料源としての原油備蓄であり、医療用手袋を含め、多くの汎用消費財の他、肥料や、養鶏業の飼料の生産にも使われるのは、その精製品のnaphthaであり、これは長期備蓄できるものではない。その供給は二、三か月で逼迫することが予想され、インフレ傾向は加速する。

2.イランで国民の85%が反対する現イスラム政権は停戦により、勢力を一層堅固にすることになり、Khamenei師暗殺により、一時的に拡大した親米派の期待感が急速に失望感に変わっている。国民の間では、敗戦した日本が、戦後に驚異的な経済復興を果たしたことについて、米国人を憎まない教育を徹底的に受けた日本人の国民性に対する関心が高まっている。

3.AI技術の急速な社会浸透によって、white collarの雇用機会が減少傾向にあり、今後暫くは、特殊技能を使うblue collarの雇用機会が増えるであろう。

4.製造業に従事する日本人について、海外勤務している人達は相応の適性を示しているが、日本国内専門の販売担当者には、製品機能の習熟や技術開発などに没頭するあまり、販売の知識やセンスに欠ける人が目立つ。

5.高市首相が選出されたことについて、新憲法下における過去の首相経験者の中で、関西出身者は、滋賀県出身の宇野宗佑氏だけであり、この宇野氏も学徒出陣で中退されているものの、進学されていたのは神戸商大であり、僅か二人しかいない関西出身の首相が共に、神戸大学で学んでいるというのは興味深い。

卒業生・現役生・留学生を問わず、Detroitを訪問される機会がありましたら、大歓迎いたしますので、ぜひご連絡ください。

参加者:
 弘中 研(姫路西・1991経済)
 中村久爾子(県立西宮・1982法)
 Hamed Torjani (国立阿南高専・2003工・院)
 山田 守(四條畷・1982経営)

(山田記)

神戸大学校友会事務局