- 校友会ニュースレター
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4月1日、神戸大学は、新たに設置した「システム情報学部」の看板除幕式を藤澤正人学長、臼井英之システム情報学部長らの関係者出席の下、執り行いました。
同学部は、AI、データサイエンス、スーパーコンピュータ、システム科学などのSystem Informatics(システム情報学)に関する専門的な知識・技術を究めるとともに、それらを俯瞰的に組み合わせて、社会の様々な問題解決や新しい価値の創造に貢献できる能力を身に付けた高度情報専門人材を育成することを目的として、工学部情報知能工学科を工学部から独立させて開設したものです。
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~ 学生起業家たちのSDGsビジネスアイデアを『万博』で展示発表したい! ~
神戸大学では、この4月13日から開催される「大阪・関西万博」にて「学生目線の未来社会の創出(Z世代の考える未来社会)」をテーマとして、起業を目指す大学生のSDGsビジネスアイデアを発表致します。
この度クラウドファンディングを通じて、万博展示に必要な学生の活動費、成果物の作成費、イベント運営費などの資金を募ります。
本気で事業化を目指し、よりよい未来社会を作るために行動を起こしている若い学生たちに、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。
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インターネットラジオ「神戸大学Radio!~等神大の私たち~」は、”神戸大学の魅力を全国の高校生、一般の方に知ってほしい” と2016年9月2日にスタートしました。パーソナリティーを務めるのは、主に学生広報チームのメンバーです。
第243回(2025年4月4日)の放送では、校友会事務局メンバーがゲスト出演。「One Kobe Family」を旗印に、世代や地域を越えたコミュニティの発展を目指した設立経緯、現在の活動内容、在学生向けの支援活動、会員特典などを紹介しました。
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「フィリピン神戸大学同窓会」が2月28日に首都マニラの郊外に位置するフィリピン大学ロスバニオス校-University of the Philippines Los Banos(UPLB)において発足しました。UPLBは神戸大学の世界展開力強化事業(農学部)のパートナー校の一つで、海外研修プログラムの開催時期に合わせて同窓会の発足会が開かれました。
今回の発足式はマニラからやや離れた大学で行われたこともあり、翌3月1日にマニラ近郊のマカティ市において、フィリピン同窓生及び神戸大学校友会マニラ支部の皆さん30名が参加した祝賀会が盛大に行われました。
祝賀会では、今回フィリピン同窓会会長に選ばれたVachel Gay V. Paller氏の挨拶をかわきりに、神戸大学校友会マニラ支部の藤井伸夫会長(法学部1974年卒)の祝辞、さらに1968年に旧神戸商船大学を卒業され、フィリピン在住50年の刈屋澄世氏による乾杯の音頭で会が始まり、終始和気藹々とした雰囲気の中で行われました。祝賀会には遠方から1時間以上飛行機に乗って駆けつけた同窓生や、修了したばかりの卒業生の姿が見られました。そして、フィリピン同窓生が校友会マニラ支部の日本人卒業生と熱く懇談する姿は、ONE KOBE FAMILYという新しい神戸大学校友会のあり方を感じさせる何より印象的な場面でした。
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UPLBにてフィリピン同窓会発足
同窓会旗と記念撮影
神戸大学学生広報誌『door』Vol.03を発行しました。今号のテーマは「迷いと目覚め」です。
神戸大学サイトでもWebパンフレットを公開していますので、是非ご覧ください。
『door』というタイトルは、開けば新しいなにかに出会える、入り口のような存在となれるように、という思いを込めて名付けました。そして、神戸の「戸」 でもあります。
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第10回人文・社会科学系研究推進フォーラム(神戸大学と新潟大学の主催)を令和7年3月10日、神戸大学バイオメディカルメンブレン研究・オープンイノベーション拠点棟1階ダイセルOIホールで開催しました。
本フォーラムは、大学の研究の社会実装に向けてどのような課題があり、人社系研究者がいかに貢献し得るのか議論することを目的としたものです。神戸大学が採択された文部科学省の令和5年度地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の一環で開催し、大学・省庁・企業などから174名(現地36名・オンライン138名)が参加しました。
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2025年度神戸大学DXリカレント教育事業、DX基礎講座(①データサイエンス・AI基礎、②Python基礎演習)、DX応用講座(③データサイエンス・AI実践ハンズオン)が 厚生労働省の教育訓練給付制度の対象となる講座に指定されました。
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神戸大学大学院法学研究科・法学部は、2025年3月28日、台湾・中央研究院政治学研究所(Institute of Political Science at Academia Sinica:IPSAS)と共同で、「Academia Sinica–Kobe University Joint Workshop on Political Science Research」と題するワークショップを開催しました。神戸大学からは大学院生5名と教員2名が参加し、同研究所にて研究報告と研究交流を行いました。
本ワークショップには、政治学研究所のリサーチフェローや台湾の大学から約20名の研究者が参加しました。神戸大学の大学院生は、修士論文や博士論文に関連した研究成果を英語で報告しました。議会制度や選挙といった国内政治のテーマに加え、中国・アメリカとの関係を含む安全保障や外交など、国際関係に関する報告もあり、台湾と日本の共通課題について活発で建設的な議論が交わされました。
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4月4日、ドイツのトリーア大学からEva Martha Eckkrammer学長が藤澤正人学長を訪問しました。
懇談には、トリーア大学からAndreas Regelsberger教授およびRonald Saladin教授が、神戸大学からは玉置久理事・国際連携推進機構長、水畑穣工学研究科教授・国際連携推進機構ヨーロッパ・アフリカ部門長、増本浩子大学院人文学研究科教授、花田エバ国際連携推進機構准教授が同席しました。
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独立行政法人日本学術振興会の令和7年度研究拠点形成事業 (A. 先端拠点形成型)に、神戸大学人文学研究科を拠点機関とした国際共同研究プロジェクトが採択されました。
<研究課題名>
「雰囲気学」国際研究拠点形成
<研究代表者>
神戸大学大学院人文学研究科 久山 雄甫 准教授
<研究期間>
令和7年~11年度
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1月16日、シアトル・ワシントン大学で開催された “UW Study Abroad Fair 2025” に神戸大学ブースを出展し、神戸大学の西村幸宏大学院経営学研究科・特命教授と池村彰子大学院農学研究科・大学教育推進機構みらい開拓人材育成センター・特命講師が、“Kobe International Business Education and Research(KIBER)Program” 及び「世界展開力強化事業サマープログラム2025」を中心とした神戸大学の紹介を行いました。神戸大学ブースでは兵庫県ワシントン州事務所の高岡加絵様、ワシントン大学に留学中の神戸大学経営学部の学生、「世界展開力強化事業サマープログラム2024」に参加したワシントン大学学生2名にサポートいただきました。
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阪神・淡路大震災30年の事業として、神戸市が4月26、27日に市内のウォーターフロントエリアを会場に開く「レジリエンスセッション 震災と未来のこうべ博」で、神戸大学の防災関連の取り組みが紹介されます。災害時に医療機器の輸送などができる大学院海事科学研究科附属練習船「海神丸」のデモンストレーションなどが予定されています。
このイベントは、震災の教訓を未来につなぎ、防災・減災のさまざまな取り組みを共有しようと、産官学の連携で実施。神戸市のメリケンパーク、みなとのもり公園などを会場に、研究機関や企業の展示、セミナー、防災体験プログラムなど多彩な催しが行われます。
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神戸大学都市安全研究センターの末永伸明学術研究員と吉岡祥一教授を中心とした国際共同研究グループは、メキシコ・ココスプレート沈み込み帯に位置するゲレロ地震空白域において、プレート境界の温度分布と脱水過程が巨大地震およびスロー地震の発生領域にどのように影響するかを明らかにしました。この地域は過去に海溝型巨大地震が発生しておらず、その地震発生メカニズムには未解明の部分が多く残されています。本研究では、3次元熱対流数値シミュレーションを用いてプレート境界の温度場を再現し、地震発生領域との関連性を解析しました。
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ゲレロ地震空白域(メキシコ) © Modified from Alejandro Linares Garcia via Wikipedia (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:ViewPuertoVicenteGuerrero2.JPG) (CC BY-SA)
兵庫県立こども病院の飯島一誠病院長、神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野の野津寛大教授及び国立成育医療研究センター臨床研究センターの佐古まゆみ部門長らの研究グループは、神戸大学医学部附属病院臨床研究推進センターを治験調整事務局として、2018年11月1日より、小児期発症の難治性に至っていない頻回再発型あるいはステロイド依存性のネフローゼ症候群を対象とした医師主導治験を実施しました。この治験成績に基づいて、製造販売業者である全薬工業株式会社が「リツキサン®点滴静注 100 mg、同500 mg」[一般名:リツキシマブ(遺伝子組換え)]において、「小児期発症の難治性に至っていない頻回再発型あるいはステロイド依存性のネフローゼ症候群」に対する適応追加の承認を2025年3月27日付で厚生労働省より取得しました。
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持続可能なエネルギー供給に期待
神戸大学大学院工学研究科の喜多隆教授と原田幸弘助教らの研究グループは、半導体のバンドギャップ内に新たに中間バンドを導入した熱放射発電素子において、同じ発電素子で昼は太陽光を、夜や高温環境では熱放射を利用して発電できるようになることを明らかにしました。太陽光発電は環境に優しい発電方式ですが、夜間に発電できないことが課題の一つとなっています。赤外線の放出過程を利用する熱放射発電は夜間でも発電できることで注目されていますが、バンドギャップエネルギーの小さい半導体を用いるため高温での動作が技術的に困難となっていました。本研究で提案された素子構造では高温での熱放射発電が可能となるため、今後、工場排熱等の余剰熱を活用した持続可能な発電システムへの応用が期待されます。
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環境DNAとミジンコ遺骸で判明
「阿寒湖のマリモ」(学名: Aegagropila brownii)は、球状集合体を形成する緑藻で、20世紀前半にその生物量が減少したとされてきましたが、生育状況の変遷を示す定量的なデータはありませんでした。
東北大学、釧路国際ウェットランドセンター、神戸大学、愛媛大学の共同研究チームは、底堆積物に残存するマリモのDNA(環境DNA)を用い、過去200年前から現在に至るマリモの生物量の変遷を明らかにしました。ミジンコの遺骸とDNAを利用して時間経過によるDNAの分解速度を補正する手法を開発して分析したところ、1900年初頭のマリモの生物量は現在の10~100倍も多く、その後の数十年間でマリモの生物量は大きく減少し、阿寒湖周辺の森林伐採による土砂の流入や水力発電の影響による水位変動が、マリモの生育環境に大きな影響を与えたことがわかりました。 また、1950年以降は観光化による阿寒湖の富栄養化が生育状況の回復を妨げていた可能性も示されました。本研究成果は、観光資源としても重要なマリモの保全策立案のみならず、遺骸や化石を残さない生物の過去の生息・生育密度を復元する新たな手法として、生態系の保全や生物多様性の目標設定および再生に活用されることが期待されます。
本研究グループには、神戸大学大学院人間発達環境学研究科源利文教授、坂田雅之学術研究員が参加しています。
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A: およそ100年前の阿寒湖(釧路叢書 ; 第37巻より)、B:阿寒湖のマリモ、C:マリモの藻類細胞(m)と共在している藍細菌(c)、D: ハリナガミジンコ(Daphnia dentifera)の尾爪
持続可能な水素製造システムへの応用に期待
神戸大学分子フォトサイエンス研究センターの立川貴士教授、隈部佳孝特命助教、および大学院理学研究科の竹内愛斗大学院生からなる研究グループは、次世代太陽電池材料として注目されている有機無機ペロブスカイト)を用いて、損傷した部位が自発的に修復する自己修復型光触媒を実証しました。
本研究では、1粒子レベルの発光観測やX線を用いた構造解析により、ペロブスカイトの発光挙動や結晶構造が時間とともに変化する様子を捉え、自己修復反応の詳細なメカニズムを解明しました。さらに、ペロブスカイトが損傷状態から修復する過程において、光照射なしでも水素を生成できることを見出しました。
これらの成果により、自己修復能力に基づく高い安定性を備えた光触媒の開発が進むとともに、昼夜を問わず水素を製造できるシステムへの応用が期待されます。
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物理現象や複雑システムの理解や解析に期待
北海道大学大学院情報科学研究院の松原崇教授、早稲田大学理工学術院の吉村浩明教授、神戸大学大学院理学研究科の谷口隆晴教授、大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程のコスロービアン・ラグミックアルマン氏らの研究グループは、機械系や電気系など様々な物理ドメインのシステムが結合した力学系を、高精度かつ統一的に表現できる新たな深層学習手法「ポアソン=ディラック ニューラルネットワーク(PoDiNNs)」を開発しました。従来の深層学習モデルは、解析力学の知見を用いることで、高精度に挙動をモデル化し、未来の変化を予測することに成功していました。しかし、主に(質点ばねで表現できるような)機械系の運動に特化しており、電気回路や油圧系といった他の物理ドメインへ拡張することが困難でした。また対象を一体的な力学系として扱うため、複数の要素が結合した大きな力学系(連成系)の学習が難しく、内部構造に対する理解や解釈を与えないという問題がありました。
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令和7年4月15日に、令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の表彰式が文部科学省で行われ、神戸大学から、藤澤正人学長らのグループが科学技術賞(開発部門)を、山岨大智氏(医学部医学科・学部生)が若手科学者賞を受賞しました。
科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に携わる者の意欲向上を図り、日本の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に対し授与されます。
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神戸大学が持つ「知」を広く情報発信し、各専門分野の研究者が研究のきっかけや研究成果の社会への影響などをリレー形式で伝えています。
放送は毎週日曜日の午前8時45分から15分間、進行役は神戸大学出身のラジオ関西パーソナリティー天宮 遥さんが務めています。
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